内容説明
九十九歳(白寿)にして「これからが私の楽しい老後よ」とのたまうあぐりさん。九十歳を過ぎてはじめての母と娘の海外旅行…元気とユーモアあふれる旅のかずかずの書き下ろしエッセイ。
目次
あぐりの章(私と戦争;エイスケと淳之介;子供の頃のあぐり;あぐりの春夏秋冬;次女・理恵との旅;長女・和子との旅 国内編;長女・和子との旅 海外編)
和子の章(母・あぐりとの旅 国内編;母・あぐりとの旅 海外編)
著者等紹介
吉行あぐり[ヨシユキアグリ]
明治40年7月10日、岡山県岡山市生まれ。吉行栄助と結婚。大正13年長男淳之介を出産。14年に上京し、山野千枝子の内弟子として、美容師の修業をはじめる。昭和4年に東京の市ケ谷で美容院を開店。10年長女和子、14年理恵を出産。27年に市ケ谷に「吉行あぐり美容室」を開店。平成17年に閉店
吉行和子[ヨシユキカズコ]
昭和10年8月9日、東京生まれ。女子学院高等学校卒業。32年『アンネの日記』でデビューし一躍脚光をあびる。テレビ、映画、舞台で活躍し、日本アカデミー賞主演女優賞を受賞。女優として不動の地位を獲得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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蓮華
3
(@図書館本)母が借りてきた本を拝借。ドラマの中でもエッセイの中でも、あぐりさんはあぐりさんですね。なんだか朝ドラが見たくなりました。2015/01/28
くりちゃん
1
先日吉行和子さんが亡くなられ、図書館でかりてきたのがこの本。朝ドラであぐりさんを拝見したもののすっかり忘れている。九十歳を過ぎても健康で食欲や何事にも興味を持ち和子さんとの海外旅行では年齢を感じさせない。戦時中は美容院の金属を全て供出。なんと貧しい国が大国と戦う理不尽。今更ながら残念な戦争だったと思う2025/09/19
雨巫女
0
あぐりさんは、ずっと元気だと思ってた。入院されてたなんて、ショックです。2009/05/12




