出版社内容情報
小6の仙道ヒカルは目ざめると「恐怖の授業」の迷宮教室にいた。
生徒をうらむ先生・行先マヨイによる難問に正解しなければ、永遠にでられない教室。
ともに授業を受ける7人のクラスメイトは生徒会長の明莉、プロゲーマーの遊、少年野球主将の球児、小学生小説家のあい、空手王者のケン、人気アイドルのキララ、天才パソコンマスターの未知。
ヒカルたちは力を合せて最恐の教室からでられるのか!?
第8回集英社みらい文庫大賞《優秀賞》受賞作!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夜桜キハ
51
電子図書館より。前から立ち読みで読んでたのですが今回はしっかりと読んでみました。やっぱり面白い!デスゲーム的な絶望的な授業を受けるヒカリたちが、友達を信じながら友達のために自分を犠牲にしてまで答えを出していく姿が素敵です。それぞれのキャラの得意不得意を活かして行き先マヨイに対抗するのが良き。サクサクと読めるのでおすすめです。キャラの掘り下げをもっと読みたいので次巻も読もうかと思います。答えが決まってない問題というのは興味深いです。また、行き先マヨイがなぜ、生徒をそこまで恨んでいるのかも気になります。2023/08/13
二条ママ
3
長女小4。図書館本。独り読み。2021/01/10
おひさま家族
2
小5次男読了。進研ゼミ電子図書。2021/01/10
mi-cha-n1228
2
絶体絶命ゲームシリーズみたい!2020/10/04
c_kurihara
2
小学生向けデスゲーム!私はちょうど中学生の頃バトルロワイヤルが流行った世代。当時は「生徒同士で殺し合いとか信じられない!」と怒り狂って読めなかったんですが、このお話は最初からある種の道徳、哲学をテーマにしていると明示されています。答えの出ない問に立ち向かう小学生たちはみんな爽やかでキャラも立っており、楽しく読めました。謎解きも「当然と思っていることを疑う」「自分で考える」「認識を変える」ことの勉強になりそう。私が小学生だったら、主人公の親友推しだったと思います!2020/05/05