出版社内容情報
50人の小学生が最後の1人になるまでひとつの競技でたたかう大会が開幕。小6の桜井リクは事故にあった妹のために大会に出場するが…!?
内容説明
50人の小学生が最後の一人になるまでひとつの競技でたたかう大会、ラストサバイバル。今回はだれが一番長く歩けるか競う地獄のサバイバルウォーク。「最後まで残った優勝者はなんでも願いごとがかなう」という。小6の桜井リクは事故にあった妹のために大会で優勝をめざすが、リクは妹を助けられるか…!?おどろきのラストを見逃すな!!対象年令、小学中級から。
著者等紹介
大久保開[オオクボヒラク]
宮城県出身。第5回集英社みらい文庫大賞で優秀賞受賞。『生き残りゲーム ラストサバイバル―最後まで歩けるのはだれだ!?』がデビュー作
北野詠一[キタノエイイチ]
山口県出身。代表作「てのひらの熱を」など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夜桜キハ
47
こちらも立ち読みで知っていながらも正式に再読。ほおおこういうラストでしたか!タイトルとは裏腹に……おっとネタバレですので後は自分でお確かめを☆児童書ながらも出てくるキャラが全て物語に対して意味があり、歩き続ける緊迫感の中で友情が生まれるというのは素敵でした。願い事を賭けて、歩き続ける。リクは妹のために歩くが……。これはラスト見た人にしか分かりませんが勇気っていいなと思います。個性的なキャラが多かったですが、それぞれのキャラの掘り下げはシリーズでかな?私はツバサとゲンキが好きです!次巻も出来れば読みたい……2023/06/02
しのぶ
39
第5回集英社みらい文庫大賞・優秀賞受賞と聞いて拝読。流行りのデスゲームかと思いきや小学中級からと言う年齢相当の爽やか系。パクリ疑惑も耳にしていましたが別物として問題無い。最後まで一気に読めて読後感も良く児童小説としておすすめ。2017/10/23
うとうと
14
謎の男ミスターLが主催する、小学6年生50人だけが参加できる過酷な大会「ラストサバイバル」。優勝者は願いごとを何でもかなえてもらえる。桜井リクは事故で歩けなくなった妹のため「サバイバルウォーク」に参加し優勝を目指す。/ 娘(14歳)が小学生のときから好きなシリーズ。勤務校でもよく読まれています。ママも読んでみて〜と薦められて。 思っていたよりずっと平和な、勇気や思いやりや友情のストーリーでした。 リクが関わる参加者たちが個性的。リクもだけど、ゲンキ君がいい子だ!続編にも登場するのかな?2023/09/29
NakaTaka
11
新5年男子からのリクエスト。題名からして、流行りのホラーを予想し、購入前に読んでみた。ホラーなんかじゃない、むしろスポ根。6年生だけのサバイバルウォーク。しかも自問自答しながら精神的に成長していく。次の巻も読んでみたくなった。底は浅いかもしれないけど、4年生以上の男子への物語の導入本にできそうだ。2019/04/13
こゆ
4
購入本。小4、一人読み。2023/12/28