出版社内容情報
全てにおいて型破りの「貴族探偵」に新米探偵・高徳愛香が挑むシリーズ第2弾! 麻耶雄嵩著『貴族探偵対女探偵』(集英社文庫刊)より、短編3編を収録、児童向けに刊行。ドラマと一緒に楽しめる!!小学校中学年向。
内容説明
高徳愛香は理想に燃える新米探偵!親友の紗知の別荘に招かれたが、そこで殺人事件が発生した!地道に捜査をすすめようとする愛香の前に立ちはだかったのは、「貴族探偵」と名のる謎の男とその使用人たちで!?短編『白きを見れば』『色に出でにけり』『なほあまりある』の3編を収録。小学上級・中学から。
著者等紹介
麻耶雄嵩[マヤユタカ]
三重県出身。京都大学在学中の1991年に、作家デビュー。2011年『隻眼の少女』(文春文庫)で日本推理作家協会賞と本格ミステリ大賞をW受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ジャム
6
愛香ちゃんのイラストが可愛かった笑ただ、一つ不満を言うなら「幣もとりあへず」は兎も角「むべ山風を」は収録して欲しかった。これを初めて読む子供たちにはアンフェアになっているので。2017/05/31
ryo
3
次女本2017/08/19
yuk
3
図書館の予約順が早く回ってくるみらい文庫版で。愛香のキャラがラノベっぽくて苦手と思いつつ、「なほあまりある」のオチはこのシリーズのお約束をちゃんと守っててニヤリとした。有栖川のビーンズ版もだけど、読者層を特に若者向けに広げようという試みは応援したい。2017/06/26
飯田一史
1
執事やメイド、料理人など使用人に推理をさせる奇天烈な「貴族探偵」と常識人の新米探偵とが、奇怪な殺人事件に対して推理合戦を繰り広げる。2019/12/29