出版社内容情報
夏休み、僕たちの冒険が始まった。
夏休み3日目、事件が起きた!! 理科準備室から、友だちのマンタがいなくなったんだ。カギは準備室にあった木の箱――ジオラマ!? なぞを解明するうちに、僕たちは不思議な体験をする。
内容説明
夏休みに入って3日目。学校で“共同自由研究”をしていた僕たちに事件が起こった。体がでっかいマンタが消えたんだ。その直後、僕は理科準備室でおかしな木の箱を発見する。中には、模型みたいに小さな道路や川があって…これってジオラマ!?なぞを解明するうちに、不思議な出来事を体験していく。これは、僕たちのひと夏の冒険の話。
著者等紹介
小路幸也[ショウジユキヤ]
作家。1961年、北海道生まれ
桑原草太[クワハラソウタ]
8月6日生まれ。児童書・文芸書の挿絵を手がけている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫綺
46
小学生中学年レベルの児童文学。小路さんの作品なので読みたくて夏に予約していたのだが、届いたのは寒い冬になってしまった。人の思いがこもった箱庭の世界に主人公たちが入り込んでしまうというSFファンタジー。心温まる夢のあるお話。人の強い思いは、何らかの力を生み出すんだと信じたい。2011/12/18
kazu@十五夜読書会
44
東京バンドワゴンの 小路 幸也2011年の作品児童書。銀雪さんに譲って頂いた積読本を駆け足で消化する。箱庭懐かしい「BOOK」データベースより⇒夏休みに入って3日目。学校で“共同自由研究”をしていた僕たちに事件が起こった。体がでっかいマンタが消えたんだ。その直後、僕は理科準備室でおかしな木の箱を発見する。中には、模型みたいに小さな道路や川があって…これってジオラマ!?なぞを解明するうちに、不思議な出来事を体験していく。これは、僕たちのひと夏の冒険の話。 2013/04/12
まつじん
18
きれいな物語ですネェ。ワシが小六ノコロはもっと汚かった(いろんな意味で)と思うんですが。それにこの年頃の男女ってすごく仲悪かった記憶があるんですが、最近は違うのかなぁ?2011/08/06
nyanco
14
小路さんが子供たちのために書いた作品。 もう少し夏休みのワクワク感が欲しかったかな~。子供たちがみんな、ちょっと良い子過ぎたのかも。タイムスリップして辿り着いたのは昔の我が町。ジオラマの謎を解いたり・…も楽しかったのですが、三銃士の話はもう少し踏み込んで描いた欲しかったな~。 大人にはちょっと物足りなさが残ったのが残念。 2011/08/31
千冬
14
もっと長い長編で、と物足りなく思うのは自分が大人だからで、小学生には丁度よさそうな長さです。それだけギュッと魅力が詰まっているので大人が読んでも読みごたえはあった。子どもたちの出会う「過去って本当にあったんだな」という思いが上手く表現されていたと思う。2011/07/26