いつかあなたをわすれても

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  • サイズ B5判/ページ数 48p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784082990282
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

出版社内容情報

記憶という荷物を下ろし始めたさとちゃんは、ママのおかあさん。そして、わたしのおばあちゃん。おばあちゃんに忘れられてしまったママはこれまでの思い出の荷造りを始める。「あんしんしていいよ。これは、たいせつな、たいせつな、わたしたちのじゅんばん」。やがて訪れるお別れを前にして、ママからおばあちゃんへの、そしてわたしへの思いが語られる…。
直木賞作家・桜木紫乃による初の絵本。中央公論文芸賞を受賞した小説『家族じまい』に登場する人々のもう一つの物語。生まれ、育ち、そして子どもを生み育み、やがて老いていくこと、そのすべてが"たいせつなじゅんばん"だということがこの作品に描かれています。
おんなのこがおんなのひとになり、しあわせの階段を上がる時も、老いていろんなことを忘れていく時も、そのすべてがかけがえのないものだというメッセージが心に響きます。

【著者・桜木紫乃からのメッセージ】
母が、わたしの名前を忘れていることに気づいたとき、実はあまり悲しくなかったんです。ああそうか、とうとうきたか、という感じでした。不思議なほど、感情は揺れませんでした。思ったのは、ふたりが母と娘として半世紀かかって描いてきた絵に、ちゃんと余白が生まれて、完成が近づいてきたということでした。
この先、どんどんわたしを忘れてゆく母のことを考えながら、「家族じまい」という小説を書きました。絵本「いつか あなたを わすれても」は、小説からは漏れた、孫の視点で書いてみました。不要な言葉を取り払ってゆく作業のなかで、わたし自身が娘になったり孫になったり、いつか迎える老いた時間を眺めたり、ひとつ、女に生まれたことの答えを探す、よい時間を過ごせたと思います。
「おかあさん、わたしをわすれていいよ。わすれたほうが、さびしくないから。わすれたほうが、こわくないから」この言葉を、気持ちを、母に手渡したい。
その気持ちが、絵本というかたちになりました。

【著者略歴】
桜木紫乃~北海道生まれ。2002年「雪虫」で第82回オール讀物新人賞を受賞。2007年、同作を収録した『氷平線』で単行本デビュー。2013年『ラブレス』で第19回島清恋愛文学賞、『ホテルローヤル』で第149回直木三十五賞を受賞。近年の著書は『緋の河』、『家族じまい』(第15回中央公論文芸賞受賞)、『ブルース』(コミカライズ・もんでんあきこ共著)、初エッセイ集『おばんでございます』など。
オザワミカ~愛知県出身。イラストレーター。書籍や雑誌のイラストや演劇の宣伝美術を主に手がける。2010年の漫画家・江口寿史氏との二人展「reply」など展示会活動多数。2019年リボーンアートフェスティバル青木俊直展ディレクター。フリーブックレット『BOOKMARK』イラストデザイン担当。

著者等紹介

桜木紫乃[サクラギシノ]
北海道生まれ。2002年「雪虫」で第82回オール讀物新人賞を受賞。2007年、同作を収録した『氷平線』で単行本デビュー。2013年『ラブレス』で第19回島清恋愛文学賞、『ホテルローヤル』で第149回直木三十五賞を受賞。近年の著書には『緋の河』、『家族じまい』(第15回中央公論文芸賞受賞)など

オザワミカ[オザワミカ]
愛知県出身。イラストレーター。書籍や雑誌のイラストや演劇の宣伝美術をおもに手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

292
桜木 紫乃は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。 著者初の絵本は、母娘孫三世代が認知症に向き合う大人絵本でした。色々と考えさせられます。 https://kids.shueisha.co.jp/sp/itsukaanatawowasuretemo/2021/03/29

いつでも母さん

201
「もしも いつかあなたを わすれる日がきても わすれてしまう あれもこれも みんな なかったことでは ないのだから あんしんしてね」鬼娘の私でもやっぱり泣ける。いつか来る『その日』までの長い、長いさよならの準備期間の今だから。いつか来る私の『その日』に向けた息子に残す沁みる絵本。私がかつて少女で娘だった頃、私の『さとちゃん』は身近に居なかった。曾祖母がいて、いつも着物でまるで置物のように「ちょこん」とそこに居た記憶がある。今は情報が溢れていて学びとして理解するけれど、心は愛した記憶でいっぱいに決まってる。2021/04/21

ウッディ

170
認知症になり、記憶を失っていく母とそれに違和感を感じる幼い娘。さとちゃん(祖母)が自分の事をママと勘違いし、ママの事を親切な他人だと思い込んでいる、そんな事実を丁寧に、優しい言葉で伝えようとする物語でした。さとちゃんの記憶は消えゆこうとしていても、一緒に過ごした楽しい思い出は未来の灯になる。みんなの事を忘れる日は、お別れを怖がらず、悲しまずにすむ日になる。だから、いつか自分がさとちゃんのようになっても、悲しまないでほしいという母のメッセージが心に響いた。2021/09/28

シナモン

144
とても良かったです。老いていく親とのこの先を思うと不安になることも多かったけど、この本を読んで心の持ち方が分かったような気がして少し安心できました。「もしも いつかあなたを わすれる日がきても わすれてしまう あれもこれも みんな なかったことでは ないのだから…」「さとちゃんがみんなのことをわすれる日は わたしたちとのおわかれを こわがらずに かなしまずに すむ日」…今このときを大切に、思い出の荷作りをしながら「ながい ながい さよならの じゅんびをする」心に留めておこう。2022/09/08

あすなろ

138
家族じまいを描いた桜木氏の印象的な掌篇とオザワ氏との絵。所謂絵本なのである。対象は大人なのか子供なのかYAなのか。そんなことは何方でも良い。題名のいつかあなたをわすれても、は読了後、胸に沁みる。順繰りに我々は我々関係者との記憶を失くしていくことが絵と共に描かれる。忘れ行くことはサヨナラする時に寂しくない為。でも今、この時を1人1人一生懸命生きている。だから、今この時だからこそ得られる倖せを味わって欲しい、ということかな。そして、順番は何れ我が身にも訪れる。その性みたいなものを理解しなきゃ、ということか。2021/07/04

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