内容説明
渚海岸でいちばん人気のあるレストラン「アルバトロス」は、亜子のお父さんのレストラン。そのすみっこのカウンターが、貴久と亜子、薫の3人で結成した「渚ホームズ・クラブ」の本部だ。ある日貴久は、そのアルバトロスの近くの浜辺で、苦しんでいるおじいさんを助けた。おじいさんに助けたお礼を聞かれた貴久は「なにか、おもしろい事件」と答えた。もちろん冗談で言ったのに、「渚ホームズ・クラブ」のことを聞いたおじいさんは、なんと本当に事件をプレゼントしようと言いだした!!しかもその事件は、おじいさんが死んでから起きるという。謎の言葉が意味することはいったい…。