出版社内容情報
「私の話を絵にしてごらん」世界のすみずみを照らす月が、貧しい絵描きに語った楽しい話、悲しい話の数かず。夢誘うメルヘンの世界。
内容説明
今夜もまた、月がわたしに語りかける…パリの宮殿、ベニスの運河、砂漠のキャラバン…。世界中でみつけた小さな愛の物語集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨモギ
0
図書館から借りた子供向けの本。活字が大きいので読みやすいと期待して。 月が見たことを静かに語り、また画家が月のかわりに語るところもある。 活字大きいから眠れぬ夜更けに静かに読んだ。 いずれの話もショートショート。 絵のない絵本のショートは、一つずつ余韻を味わいながら、ゆっくりと~。 2015/06/07
夏花
0
紅玉いづきさんの「ブランコ乗りのサン=テグジュペリ」を読んだ時から気になっていたアンデルセン。「絵のない絵本」と「人魚姫」が納められた本でした。アンデルセンさんって「マッチ売りの少女」や「雪の女王」など、幼いころから知っている童話を書いた人だったんですね。ずっと親しんできた本の作者さんだとわかり、なんだかうれしくなりました。2013/08/18
-
- 和書
- 西欧近代と農村工業