出版社内容情報
モンタギュー家のロミオとキャピュレット家のジュリエットは恋に落ちるが、親同士の対立のため引きさかれてしまう。悲しい愛の名作。
内容説明
『真実』の幕があく。恋人たちの死。妖精のいたずら。苦悩の王子。欲ばりのつまずき。さまよえる王…人の心があざやかに描きだされる。悲しみと喜びと…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こどもふみちゃん
4
小3息子にロミオとジュリエット を読み聞かせ。母→真夏の夜の夢とリア王を読む。このシリーズは注釈がついている所が母のお気に入り。小学生以上。未就学児には不適。2014/01/05
Tonex
2
シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』のストーリーを知りたかったので読んでみた。古典作品の概要をざっくり知りたいときには、子ども向けの本が役に立つ。この本のタイトルは『ロミオとジュリエット』だが、表題作の他に「夏の夜の夢」「ハムレット」「ヴェニスの商人」「リア王」の全五編が収録されている。内容はシェイクスピアの作品そのもののリライトではなく、戯曲形式の原作をチャールズ・ラムとメアリー・ラムが子ども向けの物語として書き直した『シェイクスピア物語』という別の作品をさらにリライトしたものだった。2015/04/05