内容説明
花園から、子どもたちの楽しそうなわらい声が、聞こえてきました。メアリーとコリン、そしてディッコン。コマドリも、たからかに歌っています。このひみつの花園は、10年ものあいだ、しめきったままで、だれも入れないはずなのです。でも、この花園で、いくつも、すばらしいことが起こるのです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
亮さん
5
妻を失った男が妻の大事にしていた庭を鍵で閉じてしまう。そんな中、両親を失い叔父である男を訪ねてきたメアリーがひみつの花園を発見する・・・・。 アルプスの少女ハイジにそっくりかな。この時代は今の日本のようにやんでいたのだろう。心の病気が多かったのだろう。息苦しかったのだろう。そんな時には自然に触れるのが一番。そんな感じがしました。2016/06/20
nekopon
1
矛盾を感じるところもあったが、ストーリー自体はやっぱりおもしろかった。メアリーとコリンのわがままぶりが個性的。ただ、ディッコンの偽東北弁は気になるかな。2016/10/31
かなみーな
1
祖母から貰ったお気に入りの本。 ただでさえ活字を読むことが嫌いな私が、一日で読み終え、既に数回読み直している本。だけど、そうとう前によんだ本のため、登場人物の名前あたりを忘れた。 登場人物たちが成長していく様が面白い。