感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
荒野の狼
6
ロシア革命前後の歴史の概略を知りたかったので購入。最初の8ページは本書に登場する人物や事件の写真。9-80ページはレーニンの話でカラーページが主で二色刷りのページが一部。ロシア革命は関わる人物や事件が多いが本書は重要なものに絞り込んであり理解を助ける。1章が「ロマノフ王朝の滅亡」、2章が「レーニンとロシア革命」。レーニンの死後は、スターリンの独裁について2ページ。81-151ページが中国の第2章とほぼ同時期とそれ以後の歴史で二色刷りか白黒の構成。3章「孫文と辛亥革命」、4章「毛沢東と蒋介石」。2018/04/17
だいき
5
1917年、レーニンがロシア革命(二月革命、十月革命)を指導し、世界初の社会主義国が誕生する。1922年、ソ連が成立し、レーニンの死後、スターリンが後継者となる。1911年、中国で辛亥革命が起こる。1912年、孫文により中華民国が建国。1915年、日本が二十一カ条要求を袁世凱に提出。1919年、五・四運動が起こりベルサイユ条約調印を拒否。1931年、満州事変。1937年、盧溝橋事件により日中戦争が勃発。1945年、国民党(蒋介石)VS共産党(毛沢東)の内戦が勃発。1949年、毛沢東が中華人民共和国を建国。2018/07/22
Jiemon
3
20世紀最大の「実験」社会国家の誕生。19世紀英仏などの先進工業国では、その繁栄の陰に、弱い立場の労働者が犠牲になっていた。露でも同じ問題が生じ、第一次世界大戦を契機に労働者によって1917年ロマノフ王朝の体制が倒れる。つづいてレーニンが10月革命に成功し、社会主義国家への道が開かれた。中国でも、1912年孫文らの辛亥革命により清朝の皇帝専制体制が倒され中華民国が建国される。第二次世界大戦後、新制中国を巡って蒋介石の国民党と毛沢東の共産党が争うが、最後に共産党が勝利。2016/04/03
ひとみ
3
社会主義が生まれた頃の話。社会が変わるときにはたくさんの血が流されるんですね。2015/10/29
はぴたくぽん
2
自宅本。息子1人読み。2020/04/14