内容説明
この巻は、10世紀から12世紀ごろの「五代十国・宋・遼・金」時代をあつかっています。
目次
第1章 五代十国の時代(五代十国時代の始まり;ゆれうごく後唐と後晋;東アジア武人政権)
第2章 趙匡胤と宋の建国(皇帝となった武将;宋の中国統一;宗をささえた科挙制度)
第3章 王安石の登場(宋、遼と講和する;宋の都・開封の繁栄;王安石の改革;王安石の新法)
第4章 金の興隆と靖康の変(芸術家皇帝、徽宗;金にとらわれた皇帝)
第5章 南宋と江南の発展(悲劇の将軍、岳飛;南宋の繁栄と日宋貿易)
著者等紹介
春日井明[カスガイアキラ]
清泉女子大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ひとみ
5
本当に中国の歴史って(世界も)戦争ばかりだったんですね。とても複雑で難解でした。朱子学、「水滸伝」、梁山泊もこの時代だったんですね。いつの時代も、勧善懲悪って人気なんですね。2016/03/27
白いカラス
3
戦争には弱い宋時代でしたが、私の好きな中国の時代の一つです。2023/10/19
pointe
0
モンゴルが中心だったけど、やっぱりせんそうばっかり。モンゴルのことばやいふくにかえなければならない!ものすごく大変!2012/04/22
ビシャカナ
0
ややこしくて頭に入ってこない五代十国時代だが、5朝11君に仕えた馮道のような傑物もいる。節度使から軍権を外して、文治主義の官僚制度を整備した宋、かと思えば政治腐敗の改革派と保守派で激しく争い。遊牧民の遼・金の隆盛、皇帝さえも連れ去られ、南京に南宋が起こり、金と対峙する岳飛の躍進と謀略による死を悼み現代まで続く人気。朱子学の祖となる朱熹。平家を支えた日宋貿易も南宋が舞台であり、羅針盤や印刷術など数々の発明の時代でもある、まったく目まぐるしい時代だ。2024/10/14
天茶
0
★★★☆☆2024/06/12
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