出版社内容情報
オーストリアの皇女として生まれたアントワネットは、14歳でフランスに嫁ぐが、近代社会の始まりとなったフランス革命のなかで、幸福の歯車は狂っていく。断頭台に消えた王妃、37年の人生を追う。
栗原 まもる[クリハラマモル]
和田 奈津子[ワダナツコ]
林田 伸一[ハヤシダシンイチ]
内容説明
マリー・アントワネットはフランスが大きく変わろうとしていた時代に王妃となった人物です。国民の人気を集めた王妃は次第に国民のにくしみの対象となり、激しい時代の流れのなかに飲みこまれていきました。皆に愛された王妃はなぜ、処刑されたのか?小学生のうちに知っておきたい偉人!最新版。
目次
むじゃきなプリンセス
一四歳の花嫁
輝けるフランス王妃
かげりゆく栄光
フランス革命
運命のわかれ道
とらわれた王妃
人物クローズアップ!もっと知りたい!マリー・アントワネット
著者等紹介
林田伸一[ハヤシダシンイチ]
成城大学教授。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。現在、成城大学文芸学部教授。専攻はフランス近世史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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たまきら
30
共和制から帝政へと変化していくローマ時代に夢中になっている娘さん、今度はパワーが王様から民衆へと変化していくフランス時代に夢中です。ソフィア・コッポラの映画でベルサイユ宮殿を見てその大きさにびっくりし、不思議な慣習に気の毒がりながらも大笑い。まだ途中までしか見ていませんが、一番印象に残っているのは画面に数多く登場する犬なようで、すっかりパグに夢中です。この伝記では海外にお嫁入した孤独な少女が、愚かではあっても懸命に自分らしく生きようとする姿が印象的でした。2021/04/08
小川欄@宿題テストが…(-_-;)
24
孤独な人だったんだ…2017/01/27
ふじ
18
マリーアントワネットの日記のおかげで、フランス革命くらいしか知らなかったこの時代に興味津々。ブラックな面は授業でやらないもんな…。小説とほぼ同じエピソードがわかりやすくまとめられている学習まんがなので、時系列の復習にぴったり。2020/02/03
nyaru47659288
5
アントワネットは悪女ではなく、むしろスケープゴートだったのが史実らしいのでその視点で描いてくれたのは嬉しい。
むらさき
2
①ひとりよみ。歴史漫画を読んで興味を持ち読みました。2021/12/29
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