出版社内容情報
写真と戦争の世紀をかけ抜けた戦場カメラマン
ナチス台頭期のハンガリーに生まれたキャパが選びとったテーマは戦場の写真だった。最初は独裁者に対する反感からだったが、やがて彼は本当の犠牲者である民衆の姿に強くひかれていくようになる。
内容説明
戦争の悲惨さを最前線で写したプロカメラマン。
目次
写真の世紀
ベルリンからパリへ
キャパの誕生
キャパの幻影を追って
第二次世界大戦
キャパの戦後
最後の戦場
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HIRO1970
44
⭐️⭐️⭐️⭐️子供の図書館本。2020/03/21
たまきら
25
おお、ゲルダ・タローがきちんと紹介されている。娘さんは戦争描写が嫌でパラ見でしたが、いつかこの妙に魅力的な写真家について知ってほしいなあ…。2021/05/06
りるふぃー
12
読後、戦場カメラマンという仕事の重みが、ずっしり、のしかかってきた感じがしました。ロバート・キャパさんの彼女のゲルダさんまで戦場カメラマンになったのはびっくり。女性には苛酷過ぎるのではないかと…日本人の戦場カメラマンの方の解説も、リアルでした。ピカソを撮った写真、たしかに バッチリ決まっていて、一枚の絵のようです。他の写真もベストショットばかり。昔のカメラはデジカメと違うから限られた枚数しかないのに、さすがだなぁ、と。 2019/10/13
月子
7
周りに有名な方たちがたくさんいたんだなぁ。2018/10/17
ネジとサビ
6
ほんの少ししか知らなかったキャパのことを、とっつきやすい漫画で知る。スペイン内戦から、第二次世界大戦まで~。 ユダヤ人であり、落下傘部隊と一緒に飛び降りたり、ノルマンディー上陸時にも同行したというから、あの時代をよく生きのびたなぁ。キャパのことをもっと知りたくなった。2020/07/24