出版社内容情報
アン・サリバンこそ「奇跡の人」である!
自らも子供の頃から視覚障害者だったサリバン。三重苦のヘレンを暗闇の世界から知識の世界へ導き、奇跡をおこすことができたその背景は? 学習漫画初登場となる、世界で最も有名な教育者の生涯。
内容説明
人々を照らす光になりたい。ヘレン・ケラーとともに歩んだ教育者。
目次
奇跡の人
苦難のはじまり
救貧院でのくらし
新しい光を求めて
運命の出会い
ラドクリフ大学へ
三人そして二人
病気とのたたかい
著者等紹介
鳥飼行博［トリカイユキヒロ］
東海大学教授（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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たまきら
27
ヘレン・ケラーの子供向け伝記は山のようにありますが、自分も子供のころ、娘と同じ疑問を持ったものです。「どうして先生だけの本がないのかな？」と。ありました。2011年出版、彼女の悲しい生い立ちに思わず涙ぐんでしまいました。アイルランドのジャガイモ飢饉は、アイルランド系アメリカ人の友人から聞いたものですが、先生もその時の移民家族だったんですねえ…。救貧院のひどさは歴史小説でよく描写されていますが、いやはや…。娘さんは熟読し、オトンに色々熱く説明。オカンは教育と愛の関係を思いました…。2021/04/21
れい
16
【図書館】恥ずかしながら、サリバン先生も完全な晴眼者でないことを、初めて知った。ヘレンのことを、ここまで愛情を込めて接することができたのは、そのせいなのかと思った。2016/10/22
うさっぴ
7
ヘレン・ケラーの伝記は読んだことあるけど、サリバン先生は初めて。サリバン先生はヘレン・ケラーの家庭教師、というくらいの知識しか今までもってなかった。本書を読んで、サリバン先生のすごさがよく分かった。幼い頃から非常に苦労をして、恵まれてはいない環境で、勉学に必死に励んで、すごい。2016/05/27
さーちゃん
5
8歳7ヶ月 ー母ー 長女、お気に入りの集英社の世界の伝記NEXTシリーズで「サリバン先生」は学校の図書館になく知らないと言うので購入。幼い頃、家族を全て失い救貧院で暮らす少女時代等、母も始めて知った事が多かった。厳しい状況からどのように世界のサリバン先生になったのか。何事にも負けない立ち向かう強い意志が素晴らしく子ども達に何回も読み返して欲しい本。このシリーズ本は絵と文字のバランスが母好みなのでこれからも楽しみだ。2020/11/06
みなのん
5
娘が読んだついでに。原田マハさんの奇跡の人を読んだので、娘にもサリバン先生について知ってもらいたく、購入。2020/04/20
