内容説明
絶世の美女とうたわれたクレオパトラは、紀元前一世紀に生きた、古代エジプトの最後の女王です。幼いころから、語学や知識にひいでていたクレオパトラは、女王として、ローマの侵略や内乱から国を守ろうとしました。美しいだけの女性ではなく、エジプトを愛し、エジプトのために生きた、愛国の人でもあったのです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
サク
29
古代エジプトの最後の女王クレオパトラの人生は、波瀾万丈であった。権力を持てるチャンスがあるとこれほどまでに人は残酷になってしまうのかと目を覆うほどである。絵本『おおきなあな』が浮かぶ。多くの『あな』を掘るライオンとそれを掘れと言われた人々の姿が浮かぶ。そして、絶対服従という『あな』に落ちていく人々の心の叫びが聞こえてくる。決して終わることのない権力争いは、いつの世にもある。会社、友達の関係。上に立って物事を動かしたい。でも吐いたつばはいつか必ず自分に返ってくることを忘れてはいけない。2015/03/20
うかんるり
7
世界史の範囲ですが、小学生の時に読んでたもの。この前授業で、『アントニウスだ！カエサルだ！』とかって内心喜んでいたので、改めて読んでみた。読んでいて、彼女の強い自尊心と誇りに驚いた。 彼女の考えや責任感もまた、現代人になく、物凄い人物だと改めて思った。2017/09/28
absinthe@読み聞かせメーター
3
小3の娘。ひとりよみ。れきしのべんきょう。2020/01/17
HIRO1970
2
世界の偉人がごろごろ出てくる凄い人ですね・・・。2013/02/02
みさこ
1
★★★2018/03/03
