内容説明
福沢諭吉は、慶応義塾をつくり、「学問のすすめ」をかきあらわした、偉大な教育者です。諭吉は、江戸時代のおわりから、明治時代にかけて生きましたが、そのころ日本は、激しく変わりつつありました。諭吉は目を、つねに広い世界へ向け、人間の平等や、正しい知識のたいせつさを説くことで、日本人全体を教えみちびきました。
目次
悲しい旅立ち
学問の道をこころざす
長崎での蘭学修業
緒方洪庵先生
新しい学問
咸臨丸にのって
ヨーロッパへ
慶応義塾
学問のすすめ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
nbhd
13
福沢諭吉さんは1835〜1901年、渋沢栄一さんは1840〜1931年。近代日本の、学問と実業における牽引役の両輪として比較すると、いろいろ学びがありそうだ。この漫画を読むかぎり、2人の共通点をいろいろ見つけた。母親が貧しい町民に優しい。アンチ封建になる強烈な格差体験。迷信に対する懐疑。急に、勉強が好きになって、めちゃくちゃ勉強する。江戸を夢見る若者。なんやかんやで海外行き。諭吉さんはイギリス議会に感激、渋沢さんはフランス商業資本主義に魅了されたあたりが分かれ道かな。晩年、嫌な福沢になるあたりが気になるわ2025/10/09
SNOOPY
3
波乱万丈の人生だったんですね。わかりやすかったです。2013/06/08
シャーベット色のクッキー
1
下級な家計に生まれたが、広く知識を習得したことで、人徳者となった。学問はただ本人だけでなく、人のために使うこと。狭い世界で生きないこと。2025/09/07
きるきるふわっち
1
この程度の子ども向けの本でいいのね、きっと、私。福翁自伝、早く読みきろう。2015/01/25
まげりん
1
知ってるけど実は詳しくは全く知らない人。なるほど。勉強になりました。2011/05/03