内容説明
古代から漢・魏・晋・南北朝を経て随代に至るまでの、著名な詩・楽府・俚謡を、清の沈徳潜が選定した『古詩源』は、唐詩源流の詩の宝庫である。上巻は、西晋までを完訳で収録する。
目次
撃壌歌
康衢謡
伊〓氏〓辞
堯戒
卿雲歌
八伯歌
帝載歌
南風歌
禹玉牒辞
夏后鋳鼎〓〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すいれん
1
嬌女詩が読みたくて借りたものの、載ってなく。…あれは古詩選だったっけ?取り急ぎ読了。書き下し文がすっきりしていて好き。「古逸」がいい。いちいち図書館に走るのもいいけど、古いシリーズのを古書で揃えておこうかなぁと思ったり。2016/05/22
アル
0
数年前に東方朔「誡子詩」が読みたくて上下巻セットを古書店で購入。上巻は古逸~晋詩の前半まで。最近、寝る前に2~3編ずつ通読していた。「古逸」に収録された物にはかろうじて韻文と分かる短いものもあり、「漢詩」には延々と続く大作もあり、いろいろな作品が読めて面白かった。「魏詩」には建安七子の詩が収録され、中には曹操が徐栄に敗退した滎陽の戦いを題材にした詩もあり、三國志好きには興味深いところ。2012/04/06
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