森瑤子自選集〈8〉

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森瑤子自選集〈8〉

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  • サイズ A5判/ページ数 366p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784081460083
  • NDC分類 918.68
  • Cコード C0393

内容説明

日本と西オーストラリアで同日同時刻に石像『翼のヴィナス』の頭部と胴体部が盗まれるという導入部から、そのスケールの大きさと興味深い謎で、読者を引き込む。ミステリーとしての面白さだけではなく、人間ドラマ、恋愛小説としても十分に楽しめる作品。(「熱情」)。舞台は伊豆の別荘。推理作家木佐貫燿子を中心に、彼女の夫、秘書、仕事上のパートナーとその恋人という五人の男女が、愛憎関係でもつれあい、複雑な人間模様を浮かび上がらせる。話の展開と共に、それぞれの意外な顔を現し、緊迫した状況のなかで、ついには殺人事件が起きてクライマックスを迎える。犯人捜しが二転三転し、また最後には思わぬどんでん返しも仕組まれ、読者を飽きさせない。(「消えたミステリー」)。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

バーベナ

5
オーストラリアと京都で同時に翼のヴィナス像が盗まれる。それは、詩織が何よりも大切にしているものだった。このストーリー『熱情』がとても好きだった。あれから20年。この物語を書くにあたっての裏話が、娘のマリアさんのブログに出ていた。それは共著のケビンのこと。何を知ろうとも、やっぱり物語の輝きには影響はない。2013/04/09

南野

0
森瑤子のミステリー、新鮮で楽しい。 消えたミステリーよかった2024/06/04

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