集英社ジャンプリミックス 賢い犬リリエンタール 〈下〉

葦原大介

集英社（2021/02発売）

• サイズ B6判／ページ数 394p／高さ 19cm
• 商品コード 9784081150182
• NDC分類 726.1
• Cコード C9479

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[新天地]

ジャンプ掲載から随分と時を経て読むこの漫画に初読とは別の場面で納得したり感動したりした。まるで幼い頃に読んだ絵本を10数年ぶりに良い見返したようだった。「だれだってじぶんがいなくなるのはこわいですぞ？」「きえてしまうのがこわいのはきっとだいすきなひとにあえなくなるからですな！」リリエンタールのこの台詞に一番感じ入り様々な感情があふれ出た。また組織のボスの「変えた」のではなく「変わっていく」という台詞も初読とは違う印象を持った。さらに特別掲載『ROOM303』は藤子F不二雄の異色短編集の趣があり傑作。

2021/03/02

[のんちゃ]

読み聞かせながら涙でそう。やっぱりリリエンタールだいすき。デビュー作、ROOM303も収録。はじめて読みました。ちょっとこわいからこどもには読まず。ミステリアスでおもしろい。続きがあるなら読んでみたい。

2021/03/16

[白火]

リリエンタールリミックス下巻&ROOM303の初収録。「誰だって自分がいなくなるのは怖い」「消えてしまうのが怖いのは、大好きな人に会えなくなるから」白屋敷の正体はうすぼんやり「こうかな」と思えるけど確定事項がないのが怖いね。

2021/02/22

[ケイティ]

葦原先生の自作葉書イラストはいつかまとめて見たかったのでとても嬉しい。ROOM303初読みでしたがよく解らなかった……。片桐隊にコンバートされてるのも今更知って驚きました。

2021/02/22