出版社内容情報
5月23日公開『岸辺露伴は動かない』最新映画の原作『懺悔室』と実写ドラマ化された岸辺露伴の全てのエピソードを掲載。小説『くしゃがら』収録。『ジョジョの奇妙な冒険』第4部から「チープ・トリック」「ジャンケン小僧ががやって来る!」抜粋掲載。カラー扉はカラーのまま構成。ジャンプサイズで露伴が読める。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雪紫
45
ルーヴル以外の実写版岸部露伴の原作回をまとめたジャンプ(なお、「チープ・トリック」と「ジャンケン小僧」はラスト2話。「密漁海岸」は「イタリア料理」抜きの単品)。ジョジョは基本立ち読みで読んでたから、こういうまとめ方で見るとドラマも原作愛凄いこと改めて思い知らされる・・・(そして見返したくなる)。小説読んでなかったけど・・・やっぱり想像すると怖い一品。2025/05/19
流之助
10
実写ドラマの原作エピソード(小説「くしゃがら」含む)がすべて収録されている(しかもカラーページ再現も!)ということで正直これは買いである。安いぐらいよ。ジョジョ4部からのエピソード(チープ・トリックとジャンケン小僧)もあってお得感がすごい。劇場版の特集ページは少ないけど、こちらはオマケと割り切れば別に気にならない。フィギュア応募どうしようかな〜?2025/05/20
ecuas
5
実写ドラマ化された岸辺露伴の全エピソードを掲載とのことで、しかもジャンプサイズ!誰が考えたんだ、こんなこと。まさに神企画。毎度思うがデカいは正義、さらにカラーページもしっかり再現、ありがたいにもほどがあるッ。ジャンプを読むのはかなり久しぶり、紙の感触が懐かしい。一番古いエピソードは1994年で最新のが2022年、30年近くの隔たりがあるが、絵柄は違っていてもどの時代にもそれぞれの良さがある。初期の露伴も未だ色褪せていないのが素晴らしい。今月は露伴月間、こちら含め3冊の刊行物あり。どれも存分に楽しみたいッ。2025/05/28
新天地
4
映画版『懺悔室』の公開に合わせて実写ドラマ化された話をジョジョ本編と小説版まで含めて収録した特別編。収録作は全て再読だが、収録順番を発表順でなく実写ドラマの放送順にしたことで露伴というキャラクターの凄味を改めて強く感じる。岸辺露伴の『ジョジョ』初登場が1992年、『動かない』は1997年開始、今も長く続くそのシリーズの中で絵柄や描くテーマに変化はあれど、小説版は別の作家が書いていても、岸辺露伴ならばこの時こんな反応をしてこう考えてこう行動をするという人物像に違和感を抱かせないのはとても凄いことだと思う。2025/06/18
ponnnakano
3
本屋で買ってきて家で読み始めてそのまま一気に読了。全部何度も読んでいる話だが、懺悔室以外はこのサイズで読んだことがなかったので、絵が大きいだけでも買って良かったと思う。表紙から裏表紙まで全てが露伴露伴露伴でグッド。なかなか良いアイデア。満足。「くしゃがら」だけマンガじゃないわけだが、取り立てて違和感もなくこの「岸辺露伴ジャンプ」に納まっており、絵がないぶん頭の中では実写の映像を思い浮かべながら読んで楽しめた。改めて実写版露伴は、漫画をそのまま再現している訳でもないのに再現性が高く素晴らしいなと思った次第。2025/05/19