目次
一字(無;喝;夢 ほか)
二字(当機;悟道;忘筌;無事)
三字(惺々着;喫茶去;無功徳;看脚下 ほか)
四字(処々全真;柳緑花紅;大道無門 ほか)
五字(彩鳳舞丹霄;雪出洞中明 ほか)
六字(処々円光独露;明歴々露堂々 ほか)
七字(三級浪高魚化龍;桃花依旧笑春風 ほか)
八字(頭上漫々脚下漫々;諸悪莫作衆善奉行 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kayak-gohan
35
茶席で掛け軸などに書かれている墨跡の文言についてわかりやすく解説した本。その主なものは禅宗の経典や書物からで、含意・寓意の込められた奥行のある言葉ばかりである。西洋の合理主義とは次元を異にする禅の「逆説の美意識」がすべての言葉に通底している。示唆に富む一冊。2015/02/02
Tadashi_N
6
大切な人から借りた大切なことば2014/09/13
福ノ杜きつね
0
茶席にて出会う禅語について、字数別に解説。出典や由来について省略せず書かれている点が好印象。2025/04/30