ミステリ図書室<br> ばんざい!ぼくらのフシギ島

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ミステリ図書室
ばんざい!ぼくらのフシギ島

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784074625741
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

人口わずか2000人の小さな島・夫志木島(ふしぎじま)には、毎年いろいろなところから“留学生”がやってくる。
小学6年生の星野涼(ほしの・りょう)も、その一人。
涼は、遅刻常習犯でサボり魔の“ワル”だ。生活を立て直すために、この島に送り出されたのだった。

新しい小学校は全校生徒がわずか30人ちょっとの超少人数!
学校行事でやりたいことはみんなで決める。
誕生日の子がいれば給食にケーキが出るし、おなかの調子が悪い子は特別におかゆを作ってもらえる!
“今日はめんどうくさいから”と、先生が宿題を出さない日もある!?
都会とは違いすぎる毎日は驚くことばかり。

そんな中、留学生のまわりに小さな謎めいた出来事が起こり始めた。

涼は親友の島の子・才津と、ひとつひとつ謎を解き明かしていく。

謎が解けるたび、輝き出す子どもたち。
そして涼も、自分自身の「問題」に、真正面から向き合っていく。
誰にも言えずにいた悩みや苦しみに、この島は手を差し伸べてくれるーー。

『今日未明』で今もっとも注目を集める著者が、精一杯生きる子どもたちを温かく描いた「子どものための謎とき物語」です。

【目次】
1・ようこそ! 夫志木島へ
2・体験なんてしたくない
3・消灯時間は夜九時です
4・先生はしょうゆまみれ
5・どこ行った、名探偵
6・悩み事は背中合わせ
7・だから、ここにいる


【目次】

内容説明

西の海に浮かぶ夫志木島には、全国から離島留学生が来る。小学6年の涼もその一人。美しい自然とおいしい食べもの、温かな島の人たちに囲まれた生活は楽しいことばかり。ところが身の回りに奇妙なできごとが起こり始めた!?涼は親友の才津と真相解明に乗り出すが…なぞが解けるたびに元気になれる、楽しくてやさしいなぞ解き物語!

著者等紹介

辻堂ゆめ[ツジドウユメ]
1992年神奈川県生まれ。東京大学卒。第13回「このミステリーがすごい!」大賞優秀賞受賞作『いなくなった私へ』(宝島社)でデビュー。2021年『十の輪をくぐる』(小学館)で第42回吉川英治文学新人賞候補、2022年『トリカゴ』(東京創元社)で第24回大藪春彦賞を受賞。人の心を緻密に、温かく描き、幅広い層の支持を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

さこぽん

31
辻堂さんの児童書。面白かった! 離島留学生のこどもたちがフシギ島の自然と温かな人々に癒され成長していく姿に、思わず涙ぐんでしまった。私もフシギ島に行ってみたい。童心に戻れた。2026/03/10

pen 

24
辻堂さんの新作というだけで手に取ってしまった。人口2000人の夫志木島で、それぞれ悩みを持つ都会の留学生たちが島の生活のなかで少しずつ再生していくという物語。物語の主役は小学6年生。子供たちの間で起きる小さな謎を解く名探偵もいてミステリー要素もあり、最後は子供たちの成長を嬉しく思ったりもする。しかし児童書だ。タイトルでも気づかなかったおバカな私(笑) 2026/04/03

tan

22
悩みや問題を抱えている子供たちが島留学を通して成長していく物語。辻堂さんの児童書は初読みでしたが、上手くまとまっていて面白かったです。島の子とよそ者で対決するのかと思ったが、島の子らは優しくて懐が深くてとても良い子たち。才津名探偵の推理によって悩みが解決していくのは出来過ぎ感がありましたが、サクサク読めて読後感は爽やかで児童におすすめの本でしたね。2026/03/10

DI

2
『今日未明』、『トリカゴ』などの辻堂ゆめさんの児童書です。心や身体にいろいろ悩みがある小学校高学年の子供が、過疎化に悩む離れ小島の「夫志木島」が自然の中に子供預けてみませんかという募集に応募してきた星野涼などの都会の子と、地元島民の子供との交流を描いている。都会の子は勿論島の子もそれぞれ悩みを持っているが、自然の偉大さや島の人々の生き生きした過ごし方と接するうちにどんどんいい方に気持ちが変わっていく。そんな中でも辻堂さんらしく小さな事件が発生するごとに子供たちの機微に触れながら解決していく。2026/03/21

びすけっと

2
図書館出会い本。著者はYAも著しているのかあ。一般文芸もYAも描ける作家さんには、好みの方が多いです。さて、本作、南方の島に離島留学した涼と島育ちの才津、美野里の三人を中心にした物語。子どもたちにとって、輝く時間が繰り広げられています。その中で、なにかと背負って生活している子たちの悩みが解きほぐされていくのですが、それが才津や涼の謎解きによって語られます。涼や才津自身のそれも明かされていくのですが。本当の気持ちはなかなか語られないというのが、著者の作品にはよくでてくるなあと感じました。2026/03/17

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