出版社内容情報
100年続く老舗の古くて新しい仕事論。若い人が生き生きと働く木村石鹸のヒミツ。働き方の本。みずから働くモチベーションを保つための「自己申告型給与制度」の導入、社員自らが組織づくりを行う「じぶんプロジェクト」など。仕事とはなにか、働くとはどのようなことか、自分にとっての仕事について考える。自分なりの仕事観、ひいては人生観をもつためのきっかけになる。著者の木村祥一郎は大正13年創業の石鹸メーカー木村石鹸の四代目。●モチベーションについて●仕事とは覚悟の交換●自分の機嫌は自分でとろう●何が仕事で何が仕事でないかは本人しか決められない●成果だけで評価されることのまずしさ●ピンチのときの乗り切り方●チームで大切なのは助け合う関係●「ただそこにいる」ということに価値がある●どう頑張ろうと、どうしようもなく後退してしまうとき●コミュニケーションは究極的には挫折する
内容説明
仕事も会社も、もっと愉しくなる!非効率、でも大切なことをコスパを超えて、ていねいに、正直に。100年続く老舗・木村石鹸の仕事論。
目次
1 組織は「人」でできている(うちの社員は、ほんまにすごいんやぞ;これまでの木村石鹸;自分たちがいちばん自慢できる会社に;もっと「会社」を愉しもう;仲のよさは組織の強みになる ほか)
2 ちいさな会社でおおらかに、正直に(できるようになるのを待っていたら、いつまでたっても始まらない;新卒採用を始めた理由;無駄があってもいい;その金は、わしが払うんやないんやで;クリエイティブは多数決で決めない ほか)
著者等紹介
木村祥一郎[キムラショウイチロウ]
1972年生まれ。1995年、大学時代の仲間数名とITベンチャー企業を起ち上げる。以来18年間、商品開発やマーケティングなどを担当。2013年6月、家業である木村石鹸工業株式会社に入社し、2016年9月、四代目社長に就任。石鹸を現代的にデザインした自社ブランド商品を展開。OEM(受託製造)中心の事業モデルから、自社ブランド事業への転換をはかる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。