出版社内容情報
70代は、毎日普通に食事をとっているつもりでも、知らないうちに低栄養に陥りがちで、それが健康寿命を縮めてしまう原因に。70代はやせることを意識するのではなく、しっかり栄養をとることを心掛けるべきなのです。だからといって、調理に手間をかける必要はありません。いまはカット野菜や冷凍食品、缶詰やレトルトなど便利な食材が手軽に入手できるのだから、利用しない手はありません! 本書では、訪問栄養指導の最先端で活躍する著者が、手間をかけなくても毎日おいしく栄養たっぷりの食事を整える方法とレシピを提案。長年の食習慣を見直すのは今ですよ!
内容説明
80代、90代になってもずっと元気に過ごすためには、低栄養を予防する70代の食事がカギ!70代は上手に賢く食べながら必要な栄養を不足させないことがポイント。この本で低栄養にならない食事のとり方を身につけて、手軽に作れる料理のレパートリーを増やしましょう。
目次
第1章 70代の体と栄養(これまでとは違う!70代の食事;70代の食事のポイント)
第2章 70代のための手間なし栄養レシピ(悩まずにすぐ決まる!栄養献立;朝食―和風献立;朝食―洋風献立 ほか)
第3章 100歳まで元気に動ける体をつくる栄養の話(70代はギアチェンジの時期;いつまでも歩き回れる筋力を;必要な栄養を効率よくとるためのコツ ほか)
著者等紹介
米山久美子[ヨネヤマクミコ]
機能強化型認定栄養ケア・ステーションeatcoco(イートココ)代表。管理栄養士。相模女子大学短期大学部食物栄養学科卒業。東京医療保健大学大学院医療保健学研究科医療栄養学領域修士課程修了。病院、高齢者施設などで管理栄養士業務を経験。その後フリーランスの管理栄養士として活動し、2010年から「地域栄養サポート自由が丘」で訪問栄養食事指導を開始。2018年から「認定栄養ケア・ステーションeatcoco」代表、2022年から慶應義塾大学看護医療学部非常勤講師などを務める。国内外の学会等において地域における栄養支援や、訪問栄養食事指導についての発表や、後進の育成も積極的に行っている。趣味は、型にはまらない料理を作り、おいしいものを食べること。認定在宅訪問管理栄養士。在宅栄養専門管理栄養士。フレイルサポート栄養士。日本在宅栄養管理学会関東・甲信越ブロック東京都副支部長・理事
新開省二[シンカイショウジ]
女子栄養大学栄養学部教授。医師・医学博士。1984年愛媛大学大学院医学研究科博士課程修了。愛媛大学医学部助教授を経て、1998年より東京都老人総合研究所(現・東京都健康長寿医療センター研究所)勤務、2015年副所長に就任。2020年より現職。専門は老年学、公衆衛生学。日本老年医学会、日本老年社会科学会など各種学会理事、厚生労働省「健康日本21(第二次)策定専門委員会」委員などを歴任
菊谷武[キクタニタケシ]
日本歯科大学教授。口腔リハビリテーション多摩クリニック院長。歯学博士。1988年日本歯科大学歯学部卒業後、2001年より日本歯科大学附属病院口腔介護・リハビリテーションセンターでセンター長を務め、2010年同大学院生命歯学研究科臨床口腔機能学教授に就任。2012年より現職。専門は、摂食・えん下に対するリハビリテーション。生きるため、しあわせのための器官である「くち」を守るために開設した同クリニックで、外来診療や訪問診療などに力を注いでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。