災害列島の作法―女川町の奇跡 防潮堤のない復興まちづくり

個数:
電子版価格
¥1,500
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

災害列島の作法―女川町の奇跡 防潮堤のない復興まちづくり

  • 提携先に在庫がございます【僅少】
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    (※複数冊ご注文はお取り寄せとなります)
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫状況は刻々と変化しており、ご注文手続き中やご注文後に在庫切れとなることがございます。
    ◆出荷予定日は確定ではなく、表示よりも出荷が遅れる場合が一部にございます。
    ◆複数冊をご注文の場合には全冊がお取り寄せとなります。お取り寄せの場合の納期や入手可否についてはこちらをご参照ください。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 263p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784074531806
  • NDC分類 518.8
  • Cコード C0095

出版社内容情報

なぜ女川町は震災後、唯一無二の町をつくれたのか? NHKスペシャル、書籍、週刊誌での記事など、大いに話題になったキーワード『首都水没」「水害列島」の著者、土屋信行さん。そもそもは東京都の職員として河川事業・下水道・道路・橋梁などまちづくりに従事。「首都水没」のもとになった江戸川区での海抜ゼロ事業。そして東日本大震災の時に、当時の石原東京都知事の命により、宮城県女川町の復興に取り組みました。実は東北地方の復興で、高い防波堤・防潮堤を作らず、景観を保ったまま地域の高台を活かしたまちづくりをした町は唯一この女川町のみでした。町長や職員、そして外部からのスタッフも加わり、土地を一から開発しなおすという一大プロジェクト。3冊目となる本書は「災害列島日本の作法」をテーマに、宮城県女川町で起きたまちづくりの奇跡・軌跡をドキュメントとして届けます。

内容説明

なぜ女川町は震災後、唯一無一の町をゼロから作れたのか?“日本一の区画整理を目指そう”。ゼロからまちを作り直す無名の人たち。圧倒的熱意と努力。日本人の絆と知恵がここに。

目次

第1章 洪水と生きる
第2章 作法を守った女川町の防潮堤の無い復興まちづくり
第3章 復興まちづくりの原動力は地域力
第4章 復興まちづくりの作法
第5章 作法を守った女川町
第6章 まちづくりは「心」の事業
第7章 土木屋の「志」

著者等紹介

土屋信行[ツチヤノブユキ]
工学博士。1975年東京都入都、道路、橋梁、下水道、まちづくり、河川事業に従事。この間環状7、8号線の設計・建設、下水道処理場・ポンプ場の設計・建設、多摩ニュータウン、つくばエクスプレス六丁目土地区画整理事業、秋葉原および汐留再開発事業、江戸川区の「ゼロメートル地帯」安全高台化土地区画整理事業のまちづくりに携わる。ゼロメートル地帯の洪水での安全を図るため2008年に江戸川区土木部長として海抜ゼロメートル世界都市サミットを開催し幅広く災害対策に取り組んでいる。東日本大震災の復興では学識経験者委員として宮城県女川町のまちづくりに取り組んだ。現在、公益財団法人リバーフロント研究所技術審議役、一般社団法人全日本土地区画整理士会理事、日本河川・流域再生ネットワーク代表理事、水の安全保障戦略機構・水害BCP推進チーム事務局長、ものつくり大学非常勤講師。2008年土木学会技術賞受賞。2022年日本水大賞市民活動賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

yyrn

23
この本を手に取るのは大災害からの復興の足取りや、いざとなったらどのような対策が有効か、課題は何か、事前事後を含めて考えたいという方々ではないかと思うが、サンマの水揚げで有名な宮城県女川町(おながわちょう)の復興事業を通じてそれに真摯に答えてくれる本。そしてなにより、住民の皆さんや復興事業(区画整理事業)にかかわった筆者を含む多くの方々の港町を復活させよう、より良いものにしようという取り組みが胸を打つ。よそにも誇れる住民主体の街づくりができたことの苦労と喜びがつづられている。後半は都庁の技術職員だった⇒ 2023/01/26

こけこ

1
震災直後の女川に友人が復興の手伝いに行っていたので、写真を見て話を聞いたことを思い出した。あの怖さを経験した私たちは、後世に伝えていかなければならないと思う。2023/05/15

後藤良平

1
女川の駅前に行ったとき、駅の真っ正面の先に、海が見えたのは非常に印象深かった。三陸被災地で唯一、防潮堤が無い(道路の下に埋めて、背後地を盛土した)街を作り上げたのはこの女川だけ。元々の女川を知らないのでなんとも言え無いが、今の駅から見た感じだと、元々全体が坂だったのかとも思う。何にしても駅に降りたときの景観は素晴らしいし、地元の人が全面に立って復興のまち作りを進めたことは間違いない。港主体の街で魚が捕れることを祈るのみ。浸水エリアで安全な建物を建てるための法改正、重要である。年間No.125購入2022/11/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20266094
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品