ホワイトルーキーズ

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  • サイズ B6判/ページ数 256p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784074510856
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

「なんという場所に来てしまったんだ」--現役研修医が書くコロナ禍の理想と現実。4人の思いが交錯するリアルすぎる青春物語。

内容説明

北海道の片田舎にある空知総合病院に四人の研修医が赴任してきた。風見司は工学部の大学院を修了後、医学部に編入した経歴の持ち主であり、病院という環境に慣れずにいた。さらに初日から心肺停止の患者に出くわし、医療現場の厳しさに打ちのめされる。沢井詩織は東京の私立大学医学部を卒業後、実家の医院があるこの地方に戻ってきたが、医師になってから見える景色は違っていた。さらに沢井が幼い頃から父の医院に通っていた患者を担当することになった。朝倉雄介は貧しい母子家庭に生まれ、生活苦の中で医師を目指したが、思い描いていた生活とのギャップにうんざりしていた。清水涼子はかつて祖父母の主治医であったベテラン医師と出会うが、患者の家族として見えた姿と、同じ病院で働く医師として見る今の姿は違っていた。医療現場の過酷な労働環境や医療でできることの限界を目の当たりにするにつれて、彼女は自分の目指す医師像について悩み始める。新米研修医の同期四人は失敗と成長、喜びを分かち合いながら院内を奔走する。二年後に医師として独り立ちすることを夢見て、空知の青空に希望を乗せて。

著者等紹介

佐竹アキノリ[サタケアキノリ]
1992年、北海道生まれ。2014年、アルファポリス・ファンタジー小説大賞特別賞を受賞しデビュー。2020年、医師国家試験合格、初期臨床研修を開始。2022年から内科専攻医として勤務予定(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

どぶねずみ

59
地方の病院ってこんな感じと説明されている。命を救えたらという理想を思い描いて医者になっても現実は遠すぎて、汚いものとも付き合う日常茶飯事。大学病院なら医療の先端技術に触れて刺激を受けるかと思えば安月給だと言うし、今医者として働いている人たちはどんな覚悟をもって医者になったのだろうか。私も高齢者と会話するのが苦手だし、自ら進んでする気にもなれない。医療現場の苦しみは私のそれよりも遥かに上回る。本書は結局は前向きな心で日々頑張ろうという締め括りだが、今や高齢者医療は考えさせられる問題でごった返している。2022/06/12

ぶんこ

55
北海道の病院で研修医として働く4人の新米医師。救急医療を率先して受け入れる病院ではなく、また大混雑の都市病院でもないけれど、読んでいると医師の働きすぎに辛くなってきます。こんな医療制度では、いつか破綻するのではと心配。心身ともに十分な休養をとれる働き方になってほしい。また高齢化が進み、患者さんへの対応も厳しいものがあり、それも辛かった。夢中になって最後まで読み、2巻目も手元にあるものの、読み疲れが出てしまってます。採血が苦手の清水さん、患者サイドからは「他の人にして」と言いたくなるので、頑張ってくだだい。2024/02/07

drago @名人戦堪能中。

52
北海道の「空知総合病院」における研修医1年生4人の物語。2年後に同じ立場となる息子のことを思い浮かべながら読んでみる。 ◆著者も実際に医師になったばかりのようで、新人医師の緊張、不安、とまどいなどが伝わってくる。 ◆ただ、研修医たちのキャラクターが今一つ定まらず、彼らの交流の描き方もワンパターンで味付けが足りない。 ◆物語としては、医療小説のマイ双璧である「神様のカルテ」「泣くな研修医」シリーズには及ばなかったかな。泣けなかったし…。 ☆☆☆2022/07/19

olive

49
献本当選♪ばんざーいの一冊と、新入社員に捧げる一冊。期待と不安が入り交じる日を迎えたことを思い出す作品でもありました。北海道の片田舎にある総合病院に赴任してきた四人の研修医。ギスギスした上下関係の御意!もなく、比較的のんびりとした雰囲気はかえってリアル。研修モノといえば成長物語だと思いがちだが、本書は赴任して一ヶ月ほどしか描かれていないのも新鮮で面白かった。よって、新しい門出を迎えた諸君、読んでみてはいかがでしょうか?共感と頑張るぞー!を分かち合えるかもよん。2022/04/02

dolce vita

30
研修医ものにしては至って普通というか、一般的な新人のような感じがする。そして専門を決める部分などは現実的にも思う。今どきはきっとお医者さんもこんなふうなのかなと。不器用ながらも四苦八苦して必死に悩み学ぶとか目も回る勢いで働きスキルを身につけていくとか、そんなものばかり読んでいたせいか少し印象が薄くうつる。当たり前だけどお医者さんも人間。そう思った。#NetGalleyJP2022/02/02

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