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内容説明
為政者との軋轢により、ビムラの地を離れることとなった山猫傭兵団。新天地の候補として招かれたのは大国メンシアード。かの地は文官と武官の対立が深刻化していた。亡き父の無念を晴らすため、王位奪取を目論む大将軍エルメライン。補給を失った軍は一丸となって王都への浸攻を開始する。これに対抗するのは国王代理、プリスペリア内親王。この稀有な才媛は国難を秘密裡に打開するため、山猫傭兵団に対しその迎撃を依頼した。精強無比のウルズバール騎兵を率い、五〇〇〇の軍勢と対峙することとなったウィラード。それまでの常識を覆すはずだった騎馬戦術。しかし経験の浅さを突かれて…。
著者等紹介
上宮将徳[ウエノミヤマサノリ]
『たのしい傭兵団』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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しめおん
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メンシアード内乱完結編。改めて傭兵と正規兵の実力差を思い知らされつつも、ウィラードがその格上相手にどう立ち向かっていくのか、ハラハラしながら読んでた。思ってたよりヒルシャーンら騎兵隊が活躍しなかったのが意外だったけど、今までで一番規模が大きい戦いなだけあって、読み応えは十分だった。7巻が出ていればメンシアード復興編が始まってたんだろうけど、どうやらもう打ち切られたみたいだからかなり残念。ディデューンメインの話とか読みたかったから、なにかの間違いで7巻出ないかなぁ。派手さはないけど、いい作品なのに・・・2023/01/28