内容説明
いつもの食材が、プロのコツでごちそうになる。
目次
第1章 プロのコツが家ごはんを変える―定番おかずは、ここまでおいしくなる。
第2章 和食の知恵で春夏秋冬を味わう―季節野菜は、あれこれせずに食べる。
第3章 焼き鳥屋の息子が、どうしても伝えたい味―鶏肉料理は、最高のごちそうになる。
第4章 クセをつかんで、臆さず調理してほしい―魚料理が、実はいちばん失敗しない。
第5章 食材の合わせ方で、洒落る、映える―めん物ごはん物は、一品料理と考える。
第6章 家にある食材を生かす―つまみはすぐに作れて、気がきいているのがいい。
著者等紹介
笠原将弘[カサハラマサヒロ]
東京・恵比寿にある日本料理店「賛否両論」店主。1972年東京生まれ。高校卒業後「正月屋吉兆」で9年間修業したのち、父の死をきっかけに武蔵小山にある実家の焼き鳥店「とり将」を継ぐ。2004年に自身の店「賛否両論」をオープンし、瞬く間に予約のとれない人気店として話題になる。直営店として2013年に名古屋店、2019年に金沢店もオープン(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ニッポニア
51
ちょっと捻ったコツ、貴重ですね。以下メモ。鶏モモのソテー、皮目をぱりっと押し付けて焼き、隠し味にウスターソースを。ハンバーグはパン粉でなく片栗粉でしっとりと。牛たたき、たたきの名前は酢をかけて指先で叩くことから。鶏胸肉は、玉ねぎや昆布など旨味で煮れば極上に。豚汁にみりんを風味をプラス。もやしのナムルに昆布茶を使って旨味を。菜の花ベーコンエッグ、やや焼きすぎにすると苦味が旨味に。たたききゅうりとアボカドのマリネ。とうもろこしは芯つきで調理が正解、出汁が取れるくらいの旨みがある。2024/09/15
たまきら
44
ちょっとしたコツや、食材の組み合わせにこの人の個性が出ていて面白いです。サバの味噌煮にピーマンを付け合わせたことはなかったんですけど、これ、おいしそう!別に炙ったものを合わせてみようかな。あとはもやしのナムルに昆布茶、も好みかも!KUにて。2025/07/04
canacona
22
どれも美しくて美味しそう〜。定番の料理を丁寧に説明してます。最近流行りの時短料理からはちょっと離れるかもしれないけど、時短をするにも、基礎は知っておいたほうがいいと思うな。煮物を焼き付けてから煮る、というのは最近他のレシピ本でも読みました。細く切ってふわっとした金平牛蒡が美味しそう。うちも今度細く切ってみよう。2023/01/23
更紗蝦
21
手の込んだ作業は極力省き、手に入りやすい食材や調味料だけを使用することを重視しつつ、「これさえやれば旨くなる」というコツをアドバイスしている本です。コツの部分は大きい字で目立つように書いてあるので、そこだけチェックしても充分参考になります。2022/07/06
空のかなた
17
このレシピ通りに作ったら、口を揃えて旨いと言われる。普段は好き嫌いがバラバラで苦労するのに。さすが笠原さんのレシピ本。こんにゃくの煮物(超シンプル)、筑前煮、豚南蛮そば、韓国風バリバリキャベツ。どれも簡単ながら、満足の出来上がり。2022/08/14
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