内容説明
葬儀は、本来準備しておくべきことではありません。このため、本当はどうすべきだったのか、振り返って後悔することが少なからずあるようです。ふだんから知識を得ておくことは、決して悪いことではありません。当事者が「どうすれば後悔がないのか?」そのための知恵を本書で得ていただければ幸いです。また、法要には行う意義があります。本書でその意義をよく理解して行えば、亡き人を心から供養することができるはずです。
目次
1 いざというときの大まかな流れを把握しておきましょう(危篤~死亡当日―遺体を自宅または斎場へ運ぶ手配をします;死亡の翌日―遺体を斎場に運び、納棺して通夜を行います ほか)
2 葬儀を行うことになったときの連絡とあいさつ(危篤―「危篤」を近親者や勤務先へ知らせます;死亡の連絡―葬儀社・近親者・寺院に連絡します ほか)
3 遺族が出す手紙とあいさつ状(遺族が出す手紙・印刷物の時期と範囲;会葬礼状―会葬礼状の基本マナーを把握します ほか)
4 法要のあいさつと手紙(法要に必要なあいさつと手紙の基本;四十九日法要―寺院に法要の営みを依頼し、招待者へ案内します ほか)
5 遺族と参列者の服装・お金・お参りのマナー(遺族・参列者の場合 服装のマナー―納棺までは喪服を着用せず、地味な装いで;遺族の場合 服装のマナー―通夜から葬儀告別式までは正式な喪服で ほか)
著者等紹介
杉本祐子[スギモトユウコ]
「くらし言葉の会」主宰。NHK文化センター札幌教室「わかりやすいと言われる文章の書き方」講座講師。1957年生まれ。津田塾大学卒業後、出版社勤務をへて、手紙や文章の書き方、冠婚葬祭のしきたりやマナーなどの編集や原稿執筆を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。