内容説明
多くのゲームファンを獲得していった「ファミコン」。その魅力のひとつには当時8bitという限られた容量のなかでいかにわかりやすく、魅力的かつ躍動的なグラフィックに見えるかを表現する手段として「ドット絵」があった。RPGやアクションゲーム、シューティングゲームといった人気ジャンルはもちろんのこと、麻雀ゲームやパズルゲームといったマニアックなジャンルにも踏み込んで、ファミコンドット絵の魅力をお伝えしよう。
目次
アクションゲーム編
シューティングゲーム編
アドベンチャーゲーム編
ロールプレイングゲーム編
シミュレーションゲーム編
その他のジャンル編
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
兵士O
7
多分、あくまで多分ですが、この本の編者は、ドット絵のエロいのが好きなのだと思います。タルるーとくんを出すならエロでしょと思うのですが、案の定、この本でも伊代菜ちゃんのセクシーショットが載っているし、93頁の某SFアドベンチャーゲームのヒロインのバスタオル姿は鼻血ブーものです。ファミコンもグラフィック頑張ってたんですね。今の3D仕様の画像よりもグッとくるし、逆に言えばそこが中年の僕の限界なのですが、このアナログでレトロな絵の方が落ち着きます。特に156頁のミンキーモモの婦警姿、今のアニメのよりもイイですよ。2021/02/03
たいそ
6
2020年。ファミコンの中でも特にドット絵のすばらしいゲームが紹介されている。重力装甲メタルストームの重力反転はおもしろそう。パロディウスだ!のミス・ミシタリーナ、名前がおもしろい。色数や解像度の制約などの話はあまりなく(スプライトがチラつきの解説はある)、制約の中で頑張っているとかを抜きにして美しいものを美しいと感じようということか。もうちょっと点数少なくていいから大きく写してほしい。抑えてはあるようだが、読んでいるとレトロゲーム紹介本を読んでいる気になり、ドット絵のことを忘れてしまいそうになる。2020/10/29
niz001
6
解説は最小限で画面写真を豊富にした構成で目的には合ってる。技術的な話はあまり無い。ソフトチョイスもまぁ納得(全部とは言わないw)。原作在りきのゲームが多い。「忍者龍剣伝」シリーズが異様に推されている。2020/08/06
Hikaru Motomura
1
ちょっと期待外れに終わった本。タイトルからドット絵についての深い解説を期待したのだが、実際には「ファミコンソフトの紹介本」くらいの内容。逆に言えば、(内容は薄いが)ソフトの紹介本を読みたい人には悪くないかもしれない。2022/05/08
隆二
1
迷作ファイルの選出に難あり。解説は褒めていたりするのに迷作とはこれ如何に。バーズテイルの事なんだけど。また、一部ゲームのラスボスやエンディングの画像を載せているのはやめていただきたかった。ドット絵的にも必要性が薄い。2022/01/02