- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > ヒーロー文庫
内容説明
学園を襲撃した魔族との戦闘で、リーズリンデは一時的に淫魔サキュバスとしての力と記憶を取り戻したが、またすぐに、清楚で純真な人格へと戻ってしまっていた。その身に秘めた力を安定して発揮できるようにするために、リーズリンデは何も知らないまま、勇者パーティーの訓練に強制的に参加させられることになった。そんなある日、学園街の外れで大きな空間の歪みが発見される。その歪んだ空間から魔王の使者が現れ、勇者カインに決闘を申し込んできた。申し出を受けたカインは勇者パーティーを連れて人類の敵の本拠地、魔王城に乗り込むのだが―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MERLI
12
リズを元の状態に戻すため様々な特訓を施してみるが、これといった成果は現れず。そんな折に不可思議な発言をずる転入生と出会う、それと同時に学園街の方で時空の歪みが確認される。魔族が関わる事案だと判断した一行は調査に赴くのであった。…そこにはたまたま巻き込まれたリズの姿もあった。第3巻はバトル中心かなぁ、リズの暴走はそれほど目立たなかったような…。2020/04/25
みずき
11
前からの雰囲気そのままにストーリー展開重視となった今回。リズの暴走は控えめながらもどこか間の抜け続ける展開に笑わせてもらいました。なんとなくここからが本編という雰囲気が出てきました。これからも楽しみです!2021/06/03
真白優樹
10
サキュバスとしての力を使いこなせるようになる為、リズが勇者パーティの訓練に巻き込まれる中、突如現れた魔王の使者から決闘を挑まれる今巻。―――目覚める記憶は力を招き、明かされる関係は波乱を連れてくる。 リズが過去を知る勇者パーティにからかわれたり、カインとの関係が進んだり。欲求が暴走を招く中、様々な思惑が蠢く魔族達との戦いを繰り広げる今巻。どうにも締まらぬドタバタなバトルが笑いを誘ってくる巻であり、当面の戦うべき敵も見定まる、新たな展開へ向けての序章ともなる巻である。一体次の展開は。 次巻も楽しみである。2020/04/06
リク@ぼっち党員
6
ゆうべはお楽しみでしたね。刊行ペースが早くて嬉しい。今回は転校生の登場で魔族との接触。日常は少なめでバトルパートが大半。まあ、バトルパート(ギャグパート)みたいな感じだけど。前回再会して欲求が開放されたせいか、リズの無自覚変態行動は少なめだった気がする。その分勇者パーティーと行動を共にすることで、過去との差をイジられる割合が多かった。普通(笑)。魔王様もクソザコ属性を遺憾なく発揮するいいキャラだった。映像化したらバトル描写のシリアスくんが死にそう。魔族側のイザコザも描かれてきたので、今後どうなるか楽しみ。2020/03/28
史
5
魔族もそれぞれ。2024/08/19