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内容説明
ボーンソニア王国の王位継承争いに決着をつけたヒカルは、王都の衛星都市ボーンドに戻っていた。騒動の最中に、ヒカルが「シルバーフェイス」であると気づいたギルドマスターのウンケンは、ある意味命の恩人のヒカルのために、修業と称して持てる技術の全てを教え、恩返しとした。そしてその修業の「卒業試験」としてヒカルに課せられたのは、ダンジョンにて実践を積むことだった。一方、ジルアーテもまた、アインビスト連合の盟主ゲルハルトからとある「試験」を伝えられる。それは聖ビオス教導国にあるダンジョン『魔錠の迷宮』に存在する水の精霊魔法石を取ってくるというもの。成功すれば水が貴重なアインビストでは大きな利益となり、ジルアーテの実力を知らしめることができる。偶然か運命か、ヒカルとジルアーテは再び同じダンジョンに集うことになり―。
著者等紹介
三上康明[ミカミヤスアキ]
神奈川県出身。2006年『ストーンヒートクレイジー』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
6
ウンケンの指導の締めくくりとしてダンジョンへ挑む中、何の因果かジルアーテも同じダンジョンへ集う今巻。―――今は未だ始まりの手前、それでも貴方に並びたいから。ジルアーテを襲う仄暗い陰謀へと挑みつつダンジョン攻略へ挑み、島の自治の為騎士団と戦う今巻。隠密と暗殺を活かしたえげつない戦いをヒカルが繰り広げる中、彼の正体に気付いたジルアーテが恋の宣戦布告をする巻であり、その遠き道を走り出すと決めた彼女の涙と決意が何よりも眩しい巻である。戦いが始まる中、垣間見えた帰還の道を前にヒカルの選択とは。 次巻も楽しみである。2019/11/06
加賀ますず
4
南の島で修行のつもりが、ジルアーテとヒカルとして再開することになり、更にそこに亜人排斥の教会の思惑も重なり…。2023/06/04
ironas
2
Kindle Unlimitedで読了。2022/10/06
黒キリン
2
Kindleにて。★★★2022/06/11
史
2
南の島の大冒険。2022/06/01