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内容説明
山猫傭兵団の戦力増強のためにウルズバールの地へ向かったウィラード。かつての知り合いであるヒルシャーンを説得し、馬と部族の若者たちを仲間に加えてビムラへと帰国することになった。しかし、想定よりも人数が膨れ上がったことにより、ウィラード一行の戦力はもはや、軍と言っても差し支えないほどになっていた。ビムラに帰るまでにはいくつかの国を通過しなければならずネ国境の関所に見とがめられ、通行を拒否されてしまう。融通の効かない相手に焦れたウィラードたちは腕試しとばかりに強行突破を計画し―。
著者等紹介
上宮将徳[ウエノミヤマサノリ]
『たのしい傭兵団』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
9
戦力と騎兵増強の為かつての知り合いを訪ねる中、軍隊規模まで膨れ上がった戦力が目を付けられる今巻。―――流転し流れ込むは、身の丈を越えた大戦争。 国境の関所を突破しようと一念発起してみたら一大事、何故か戦争に巻き込まれる今巻。出会った人と別れ新たに出会うは強大な敵と一物抱えた面倒な味方。そんな状況の中でウィラードが果敢に戦いに挑んでいく巻であり、分不相応な称号や武器を与えられ始まる新たな戦いの予感に心が躍る巻である。巻き込まれ挑むと決めた新たな戦い、否応なく口火を切られるその先は。 次巻も須らく期待である。2019/09/06
MasakariR
0
楽しく読んだ2021/05/20