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内容説明
皇帝の魔の手から逃れた日下部虎次と仲間達は、辺見朱夏の案内で、亜人であるネコネ族の集落にたどり着いた。長であるバーバの厚意で、しばらく集落で過ごすことに。やがて、元皇女であるサラ・サラディーン・エシュトが周囲との軋轢を生むようになっていた。やるべきことをせず居丈高なサラに対して誰もが不満を抱き、特に結城八重は爆発寸前。虎次自身にもくすぶる思いがあった。また、一行は変装魔術の使えるネコネ族のニースと行動を共にする。追われる身となった虎次達は、変装しなければならなかった。他の日本人達を捜すため、日本に戻る手段を探すために、商業都市リーンガムへ向かうのだが―。
著者等紹介
鏑木カヅキ[カブラギカズキ]
『アンリミテッド・レベル』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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hotate_shiho
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ネコネ族の村に着き、しばらく過ごすことになった一行。みんな、サラに対して不満を募らせる。でも、夜中に洗濯の練習をしたりと頑張ってる姿を見て、気持ちも変わっていく。変装魔術を使えるネコネ族のニースと一緒に、魔物を倒したり、レベルアップする日々で、剣崎さんを助ける。その後、ドラゴンがきて、ドラゴン退治に行く一行。無事に終わり、ネコネ族の村から出発する。剣崎さん、ニースも一緒に行動することに。みんなのレベルも上がるけど、指名手配されてるから、下手に行動出来なくて大変だなぁ。莉衣ちゃんと虎次のやりとり、良かった。2020/05/31