樹木希林さんからの手紙―人生上出来!と、こらえて歩こう

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樹木希林さんからの手紙―人生上出来!と、こらえて歩こう

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  • サイズ A5判/ページ数 181p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784074373239
  • NDC分類 772.1
  • Cコード C0095

内容説明

手紙を通じて一般の方に送り続けた感動のエール。

目次

樹木希林さんからの手紙(澤田大地さんへ;倉方理子さんへ ほか)
第1章 大切にし続けた絆(中島啓幸さんへ―“私も人をいじめたし、いじめられたし”いじめにあった人に宛てた手紙;比布駅へ―“わたしはこんなになったけど”北海道の無人駅に送った手紙 ほか)
第2章 若者の未来にエール(窪島誠一郎さんへ―新成人へ送った手紙;澤田大地さんへ―“とにかく仕事を面白がる”介護の道を志す若者へ送った手紙 ほか)
第3章 生きること死ぬこと(梶川芳友さんへ―人生を語り合った美術館館長;仕事関係者へ―仕事関係者に宛てた病床からの手紙)

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

竹城 俊之介

77
樹木希林さんが亡くなったあと、一般の方に向け沢山の直筆の手紙を書いていたことが判明。それを取材して番組を作った記録を書籍化したのが本書です。冒頭のカラー頁をパラパラめくり、樹木希林さんの直筆のお手紙を拝見。これは読まずにはいられないぞ。 文字にも内容にも絵にも、希林さんの人柄がにじみます。希林さんの手紙には、受け取った人、取材してる人、読んでる人、人の心を動かす何かを感じます。新成人を迎えた若者一人一人に向けた手紙は特に印象的でした。 こんな手紙が書ける生き方……憧れと尊敬がやみません。2024/01/21

Willie the Wildcat

75
手書きの文字が持つ、温かみや人間味の良さを再認識。加えて、単なる綺麗ごとで済ませず、現実的だが真摯な姿勢が滲む樹木氏の人生観に敬意。いじめ、ハンセン病、基地問題などの社会問題に向き合う姿勢。中でも、いじめにおける「人間の面白み」は印象的。一方、新成人への手紙は、受領者の”返信”を含めて、グッとくるものがある。寄り添う姿勢也。人生上出来!人生終盤を迎えたところで、心底からそのように思い、口にできるように日々を過ごしたいと考えさせてもらいました。手書きのメッセージやイラスト、アナログの味わい。いいですね。2023/04/13

布遊

37
タレント本は、基本読まないのだけれど、図書館の返却コーナーで見つけたので読んでみた。樹木希林さんが何を大切にしていたのか分かる本。樹木さんの訃報後、NHKのクローズアップ現代+で樹木さんの番組を放送することが決まった。樹木さんは一般の人に、直筆の手紙を多く書いていたことが分かり、その手紙が送られた先を追うことが決まった。大切な人に・・若者に・・仕事関係者に・・送られた手紙には、ずっと覚えておきたいような、名言がいっぱい書かれていた。2019/09/18

かおる

22
手紙の中の「手足だけの母親 サイフだけの父親」という一文が心にグサリ。どれも厳しいけど暖かい手紙の内容に救われる。2019/11/07

彼岸花

22
一周忌を迎え、TVでも、樹木さんの生前の様子を拝見する機会が増えました。相変わらず、圧倒的な存在感と、影響力が伝わります。今回、初めて、手紙の内容を知りましたが、一人一人に向けたお別れのメッセージのようでした。病気を微塵も感じさせない明るい物腰の柔らかさ、トレードマークとなった御自身の似顔絵に、心癒され、釈迦と重なります。手紙は、本来、個人的なやりとりであり、第3者が介在することはあり得ません。一般の方に向けて、樹木さんとの手紙の内容を教えてほしいなどと、強引に迫る取材の方向性に、違和感を持ちました。 2019/10/08

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