出版社内容情報
古陶磁の名品鑑賞にも和食器を選ぶ際にも役立つやきものの基本を紹介。全国産地別68窯の特徴や歴史を詳しく丁寧に解説した1冊
仁木正格[ニキマサノリ]
監修
内容説明
名品を鑑賞するときにも、和食品を選ぶときにも役立ちます。全国産地別68窯の特徴や歴史をくわしくていねいに解説した1冊。Q&A50問、人間国宝ガイド、美術館ガイドなども掲載。
目次
1章 やきものができるまで(やきものができるまで;粘土と陶石 ほか)
2章 やきものの種類・技法と見方(陶器・磁器;染付・鉄絵・辰砂 ほか)
3章 全国窯場別 やきものの見方・楽しみ方(九州・四国;中国・近畿 ほか)
4章 やきものの歴史(原始、古代のやきもの;中世のやきもの ほか)
著者等紹介
仁木正格[ニキマサノリ]
長年出版社で美術工芸書、特に日本古陶磁、現代陶芸、茶の湯のやきものなど陶磁分野の企画編集に携わる。現在「オフィス仁」を主宰、陶磁関係の取材・執筆を行う。カルチャー講座の講師も務めた。日本陶磁協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Koki Miyachi
1
平成30年発行ながら、同じ著者による「やきものの見方・楽しみ方」(平成18年発行)とほぼ同じ内容。判型が多少大きく、レイアウトやフォントが若干異なる程度。本の読みやすさは、平成18年発行のものに軍配が上がる。2024/05/29
桧山
0
他の本も読んでたんだけれどこっちの方が痒いところに手が届いてよかった。各地の特徴は読み飛ばしたゴメン。入門書としてはとても良い。ちょっとずつ焼き物に触れて、もうちょい知識欲しくなったらもうちょい上級向けの本を読んでみようかな2021/05/08
55くまごろう
0
やきものの基本を学ぶ目的で一読。以前読んだ別の入門書と比較すると、全体の構成は良く似ているものの、本書は発色と釉薬の化学変化に関する記述に詳しく、有益だった(とは言え、細かな話はすぐ忘れてします)。巻末に6ページにわたって記載されているやきもの歴史は良くまとまっており、Q&A50問と並んで、頭の整理に役だった。2019/06/21