ネットではわからない空き家問題の片づけ方

大久保 恭子【著】

主婦の友社（2018/09発売）

• サイズ B40判／ページ数 191p／高さ 18cm
• 商品コード 9784074327225
• NDC分類 365.3
• Cコード C2077

出版社内容情報

法律によって空き家が深刻な問題に！売る、リフォームして貸す、土地として貸すなど、現実的な対処法を豊富な事例とともに紹介。

大久保恭子［オオクボキョウコ］
著・文・その他

内容説明

利活用の支援策がどんどんふえています！放置すると絶対に損！なかなか売れない、ゴミ屋敷化していて片づけられない、活用方法がわからない、お金がない、空き家問題の疑問にお答えします。空き家の売り方、貸し方・転用方法がどこよりも一番詳しい。

目次

第１章　親の家が空き家になると何が問題か（環境悪化、不審者侵入、放火、倒壊で、ご近所が大迷惑；１年超放置すると税金は６倍、強制取り壊しも；住んでいなくても年間５０万円以上かかる「金くい虫」；住まない家はどんどん傷み、価値もどんどん下がる）
第２章　親の家を空き家にしない利活用方法（利活用の選択肢の全容を知る；親の家に適した利活用の選択肢を絞り込む）
第３章　親の家の利活用をはばむ４つの壁と解決策（相続―解決策　争いを防ぐのは「親の意向」；ゴミ屋敷―解決策　とにかく片づけるしかない；資金―解決策　自治体の補助金・銀行ローン活用で除却、改修する；後ろめたさ―解決策　気持ちの整理をつける）
第４章　親の生前に子としてできる空き家対策への支援（親がまだ「元気」なうちにできる支援；親が「認知症」になったときにできる支援）

著者等紹介

大久保恭子［オオクボキョウコ］
住生活コンサルタント、「マンション評価ナビ」の企画・運営を手がける（株）風の代表取締役。１９７９年リクルート入社。週刊住宅情報編集長、執行役員などを務める。日立キャピタル業務役員、日本住宅ローン取締役を経て、２００５年、（株）風の代表取締役就任。一般財団法人住まいづくりナビセンター理事を兼務。そのほか、国土交通省社会資本整備審議会建築分科会委員、東京都住宅政策審議会委員などの公職を歴任（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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[コウメ]

自分たちではなく、50歳以上の大人の人たちの持ち家率が74％以上つまり多くの人が家（一軒家）を持っている。将来譲り受けるということになる。その家の処分の仕方などをわかりやすく書いてある。「空き家」（誰も住んでない家）がいかに難しいものなのか、東京だと年間約57万円地方都市だと約54万円の維持費がかかることがわかった。色々な数字、計算がかかれており、新たな興味がわいた。 また、その家をどう処分する、相続、売る、貸す、自分で使う、などの項目があり、メリットやデメリットが書いてあった。

2019/05/05

[Ｋ１]

空き家が多いのに、新築も多い。うーん、変じゃない？ー資源を有効活用する必要があると思うんですけど、どう活用していけばよいのやら。悩みます。

2020/06/05

[アッキー]

仕事用に読書。分かりやすく書いてある。空き家に関心がある人には、読みやすい。みんな読んでくれたら、私の仕事は、ひとつ減るんですが(笑)

2019/01/27

[かんな]

３LDK,バス停歩3分,各停駅歩15分,築40年(-.-)いかがですか？

2024/08/16

[Koki Miyachi]

ネットでは分からないとあるけど、実際はネットにある以上の情報はない。ただ一通りの情報が一冊にコンパクトに纏められているのは便利。空き家問題に特効薬はない。だからこそ解決できない悩ましい問題だということが改めて分かった。

2024/02/04