出版社内容情報
将棋初段を最速・最短のルートで取得する方法を体系的にあらわした本! 将棋覚えたての人でも初段は目指せる! 取得できる!
佐藤友康(将Give)[サトウトモヤス]
著・文・その他
内容説明
成長を実感し、つづけていくことが学習のカギとなる。いつ・何をすればいいのかが明確にわかる!自分のレベルに応じた学習をして、初段を目指していこう。大人には、大人の将棋の覚え方がある。
目次
第1章 将棋の学び方を体系化する
第2章 各レベルの定義と学習課題
第3章 学習する内容とコツ
第4章 将棋本の選び方と使い方
第5章 得意戦法の決め方とおすすめ戦法
初段までのタイムスケジュール―あとがきにかえて
著者等紹介
佐藤友康[サトウトモヤス]
日本将棋連盟公認将棋普及指導員。2015年4月に将棋コミュニティー「将Give」を始動。同世代の仲間とリアルに将棋を楽しむことをコンセプトとし、東京・池袋を中心に70回以上の交流会を開催する。本業では人の成長を支援する「コーチ」として活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
タナカ電子出版
29
この本は将棋初心者から初段を目指している大人のための将棋本です📚子どもと大人では学習方法や時間の制限まで違うため、大人にむけた効率的な将棋学習方法をすすめてくれます☺️常に学習テーマを念頭に 知識→実戦→振り返り サイクルを回すようにと、ビジネス書のように促してきます🎵将棋初段はTOEIC600点と同じレベルだと追い込んで来る著者‼️将棋初段を目指す大人に読んで欲しい本です✨2019/06/24
読書は人生を明るく照らす灯り
18
この手の本が伝えたい事は、詰将棋して棋譜を並べて、感想戦しましょう!そして大切な事は継続する事。その方法を教えて欲しいんですけどね。と思ってしまう。結局、精神論や根性論なのかなぁと2024/09/15
チャー
14
ルールをおぼろげにしか理解しておらず、将棋を正しく知りたく手に取る。本書は基本的なコマの動かし方からはじまり、将棋を学び楽しんでいくための有効な手順を段階を経て紹介している。後半は基本的な手筋なども詳しく解説されておりわかりやすい。正確に理解していなかった専門用語も多数記してあり参考になる。中継や解説で語られる戦法や将棋の定石を少しでも知ることができその魅力をさらに強く感じた。日頃の勉強と同じで、強くなるためには継続した研究と自身の能力の向上が必須。本書はそのために必要なガイドとして有用と感じた。2022/03/24
釘宮笙
3
初心者を含む初級者、中級者、上級者と分けて、それぞれの将棋学習法を説明する親切な本。序盤の駒組、詰め将棋、手筋とポイントを絞って説明してくれる。自分は初心者から初級者にはなっていると思うけど、新聞の五手詰めがまだ解けないので、三手詰めから始めたい。迷ったときはもう一度この本に戻ってみたいと思う。2021/06/01
つっきーよ
2
『将棋初段の難易度はTOEIC600点程度、半年から1年程で初段になる事ができる。』という説明がイメージしやすく分かりやすかった。各レベル事に何をどの程度すればいいのか示されている。例えば、初級者の私は、1手詰をマスターする。序盤の得意戦法をマスターする。がとりあえずの目標になる。また、どうやって、1手詰を練習するか序盤を習得するかも書かれており実践しやすい。初級者に関してあえて中盤について触れていないのも良かった。あれもこれもだと大変だが、このぐらいならなんとかなりそうだという気持ちになる。2024/08/03