競馬道ＯｎＬｉｎｅ選書 馬体は語る―最高に走るサラブレッドの見つけ方

治郎丸 敬之/競馬道ＯｎＬｉｎｅ編集部【著】/一口馬主ＤＢ【監修】

オーイズミ・アミュージオ（2018/05発売）

• サイズ A5判／ページ数 256p／高さ 21cm
• 商品コード 9784074301959
• NDC分類 788.5
• Cコード C1076

出版社内容情報

サラブレッドの馬体を基礎から体系的にまとめた一冊。幼少時の馬にテーマを絞り、種牡馬ごとの特徴や関係者への取材など。

治郎丸敬之［ジロマルタカユキ］
著・文・その他

競馬道ＯｎＬｉｎｅ編集部［ケイバドウオンラインヘンシュウブ］
著・文・その他

一口馬主ＤＢ［バタイハカタル］
監修

内容説明

著者がサイト「一口馬主ＤＢ」で「馬体の見かた講座」として連載中のコラムを書籍化。いわゆる「一口馬主」のための募集時の馬体の見かたにテーマを絞りつつ、サラブレッドの馬体について基礎から体系的にまとめた。サラブレッドの各パーツ（前躯や繋、蹄、肢勢など）について学術的に解説をし、さらに種牡馬ごとの特徴や関係者へのインタビューも掲載。単に「一口馬主」だけのためでなく、競走馬の奥深さを伝えることで、ＰＯＧファンをはじめ、初心者からマニアまでを満足させるような、これまでにない『馬の見かた完全読本』。

目次

１章　馬体を見る基本（美点を見るか欠点を見るか；父に似ていることには意味がある；馬体のプロポーションから分かること　ほか）
２章　馬体を見る応用１　“種牡馬編”（ディープインパクト産駒の見かた；キングカメハメハ産駒の見かた；ハーツクライ産駒の見かた　ほか）
３章　馬体を見る応用２　“関係者インタビュー編”（岡田牧雄氏インタビュー；下村優樹氏インタビュー）

著者等紹介

治郎丸敬之［ジロマルタカユキ］
新しい競馬の雑誌「ＲＯＵＮＤＥＲＳ」編集長。競馬ブログ「ガラスの競馬場」を主宰。「週刊Ｇａｌｌｏｐ」、「一口馬主ＤＢ」等にコラムを連載中（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[鴨の入れ首]

競走馬の馬体を中心に競馬を研究した解説書です。サラブレッドの体というものを詳しく研究・解説しており、時代を超えて読める普遍性もあり、とても興味深く読みました。競馬ファンであっても馬券のみを見ている博打客にはあまり向いていないかも知れないですね。一口馬主をしている人、あるいは一口馬主になりたい人には非常に向いているのではないでしょうか。

2024/02/22

[けふたろ]

競馬をより理解し、楽しむための好著だ。これを読んでも、あまり馬券には関係しないかもしれない。しかし、馬の体のつくりが良く解る。馬券のみならず、馬という動物自体に興味を持ったならば読むと面白いだろう。また、生産者やバイヤーがどういう観点で馬の良し悪しを判断しているのかも興味深い。更に言うならば、一口馬主をやるならば読んでおきたい。オススメの一冊だ。

2021/06/28