出版社内容情報
祝100歳!日本初の家事評論家・吉沢久子の生き方、暮らし方エッセイ。小さな幸せを集めながら毎日楽しく暮らすアイディア集。
吉沢 久子[ヨシザワヒサコ]
著・文・その他
内容説明
吉沢先生、豊かな人生を送る秘訣はなんですか?「小さな幸せを拾っていくことです」
目次
第一章 小さな楽しみ
第二章 生活の工夫
第三章 あなたへの手紙
第四章 後悔しない人生
著者等紹介
吉沢久子[ヨシザワヒサコ]
生活評論家。1918年、東京生まれ。文化学院卒業。速記者となり、文芸評論家・古谷綱武氏の秘書を務め、その後、結婚。日々の暮らしの中で培われてきた、日本の伝統的な生活の知恵や技を研究し、現代の生活に提案し続ける。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パフちゃん@かのん変更
41
この頃吉沢さんの本をたくさん読んでいます。100歳とは思えない頭の切れと潔さ。年をとってもこうありたいものだと思います。今でも、とんかつや鰻などもおいしく食べられるそうで、まだまだお元気そうです。他の本と少し違うのは、写真が多いのと、読者からの悩み相談コーナーがあること。 夫の古谷氏はものの考え方が素敵な人だと思いますが、久子さんが乳がんの疑いで検査入院するというときに「僕の飯はどうするんだ」と言ったとのことで、昔の男の人はまあそんなものだったのでしょうね。2018/10/14
サルビア
15
おん歳100歳の吉沢久子さんの前むきなエッセイの数々は読むたびに励まされます。常備食の中で「ゆべし」が気になりました。まず柚子釜を作ります。柚子の上部を切って、中をくり抜き、そこに八丁味噌を詰めてから蒸します。それを陰干しして、2週間ほど経つとゆべしの出来上がりです。薄く切ってお酒のアテに良さそう。エッセイの他に人生相談に答えているのがあって、私も相談したくなりました。2020/03/01
しげ
2
日々重ねていく「暮らし」の力って、すごいものなのだな、と感じました。ひとつひとつレンガを積んでいくように、心を支える「土台」を作っていくのが、日々の暮らしなのかもしれません。2018/06/03
non
1
19-167:914.6。雑誌掲載の取材記事を再編集。生活評論家。白髪でふくよかな吉沢さんはまるで祖母のよう。丁寧な暮らし、何事にも前向き。暮らしの知恵と技術を伝える。人に囲まれてよい老後。「いやな言葉を使うな・体のために我慢するのではなくバランスよく食べる・今はそういう時期」2019/07/01
ナナかあか
1
小さな幸せを見つける達人のお話。これから先の人生を歩むヒントがたくさんありました。2019/04/15