- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > ヒーロー文庫
内容説明
アルベルタは冒険者としての仕事をしながらハーフエルフの少女・サティエラの母親の手掛かりを探していた。そんな中、レーベンの街は不穏な空気に包まれていた。街の経済の低迷、不良冒険者の怪しい動き。そしてアルベルタを狙う不良冒険者達。アルベルタは持ち前の規格外の力で、悪の手から逃れる。だが、その力の強大さを危懼する者達により、アルベルタの父親の真実を聞かされることになるのだった。父親の本当の姿とは?そして、サティエラの母親の行方は?
著者等紹介
風見祐輝[カザミユウキ]
『英雄の忘れ形見』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
22
サティエラの母親の行方を探すアル達に、街の不良冒険者たちの魔の手が迫る第二弾。今回も王道の俺TUEEEE展開になってますね。主人公に仲間が出来ていよいよ冒険が始まる!といった感じのワクワクが出て来たのは中々良かったと思う。ただ1巻の段階で主人公の規格外っぷりが完全に分かっているので、緊張感に欠けるというか山場みたいなのが無かったのは残念。肝心のサティの母親関連もあんま進展してないし、これからもこのスローな調子やと正直しんどいかな。何にせよ3巻は色々と動きがありそうやし、そこを楽しみにしたいと思います。2017/10/29
こも 零細企業営業
21
冒険者になるが、、金を持ってるから不良冒険者に絡まれる。さらに、武器屋には自身が作った籠手が展示されており超高値で売られていた。段々と常識を知る主人公は、、自身の能力が理不尽だと知っていく。2020/12/23
真白優樹
4
サティエラの母親の情報を探す中、悪人に雇われた不良冒険者達が襲い来る今巻。―――初めて知る仲間、そして怒り。アルに初めての仲間が出来、初めて押さえつけられぬ程の怒りを知る今巻。そんな今巻は、直球にもほどがあるアルの無双と、仲間とパーティの結成という大きな冒険の始まりを予感させる胸を熱くさせる巻となっている。母親の行方の情報の一端を掴み、仲間も出来たアル。そんな彼の前に立ち塞がるのは大きな権力か。忘れ形見の少年は如何なる活躍を見せるのか。果たして、母親の行方は本当に分かるのか。 次巻も楽しみである。2017/11/05
じゅんぽろ
1
父ちゃんが英雄だったという事実を初めて知った息子のアル。そりゃあびっくり仰天だろう。父ちゃんことユージ・ササキ、これまでのアルの回想からも分かっていたが、どう考えても元日本人だよな。父ちゃんの物語も面白そう。ただ、今のアル、もしかすると英雄だった父ちゃん以上に強いんじゃないか。カイスル達3人がいい味出してる。2019/03/29