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内容説明
貴族の末っ子ヴィレムは、古代の大魔術師レムの記憶を引き継ぎ、その才能を生かし魔術師として研鑽を積んでいた。ルーデンス領を巡る動乱を収めて領主となった彼は、さらなる発展を目指して、北のアバネシー領との交易を進めていく。発展の兆しが見えてきた折、ルーデンス領における怪しげな薬の話が話題に上り始める。何者かの暗躍の気配が匂う中、ヴィレムは新たな諸侯として王に謁見するように命令を受け、王都で渦巻く利権争いに巻き込まれていく。領民の平和を守るべく、ヴィレムの領主としての戦いが始まった―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
3
発展目指し交易を続ける中、王都で利権争いに巻き込まれる今巻。―――巻き込まれる戦い、今度は民の為に。立場が、力が上がったのなら守りたい、守らなきゃいけないものも増えていく。領主としての戦いを繰り広げる今巻は、ヴィレムが領主としての立場から、守るべきものの為に暗い思惑相手に戦いを繰り広げる巻であり、背負うものが増えたヴィレムが必死に守る為に繰り広げる、熱い戦いが魅力的な巻となっている。守るべきものが増え、更に表舞台での存在感を示したヴィレムは、果たしてこの先守りたいものを守れるのか。 次巻も楽しみである。2017/07/04
ちいたけ
0
頑張っている割に、邪魔が入る。しっぽ好きは健在。2017/08/07