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内容説明
人里離れた山奥に一人暮らすアルベルタ。旅に出た父親の帰りを待ちながら修行の日々を過ごすが、待てど暮らせど父親は戻らなかった。そしてアルベルタが15歳を迎える直前、父親の死を知る。『僕は父ちゃんみたいな冒険者になる!』―その決意を胸にアルベルタは山奥での生活に終止符を打ち、冒険者になるため世界に飛び出す。世界を旅し、たくさんの仲間、友達を作ることを目標にするのだった。しかしアルベルタは知らなかった。ずっと山奥で修行をしていたから。己が規格外の強さであることを。期待に胸膨らませ街へと向かう途中、ハーフエルフの少女と出会い、運命が加速していくのだが…。
著者等紹介
風見祐輝[カザミユウキ]
北海道出身。『英雄の忘れ形見』にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
32
英雄の亡き後の世界。英雄に育てられた息子が父の遺言通り15歳の日に冒険の旅に出るところから始まるファンタジー物語。英雄の忘れ形見は超世間知らずだけど、その実力は英雄そのもの。そんな主人公が悪を成敗する姿は爽快感があってとても良かったです。ただ主人公の口調がなんか気になるというか、どうしても物語の世界観に入り込めなかったのは残念なところ。口調が幼過ぎるからなんだろうけど、ちょっと純粋培養にし過ぎなんじゃなかろうか。俺TUEEEEとしては悪くない作品だったし、次巻も出たら読むと思う。2017/06/03
こも 旧柏バカ一代
22
山奥で父親と2人暮らしをしていた少年。その父親も2年前に用事があると言って旅立ったが、通ってくれてる行商人が父親の死亡を知らせて来た。そして少年は街に出る、、、前にエルフの里で人攫い達相手に大暴れ。人攫いを怖いオジサンと呼ぶ少年がプリティー。2020/12/22
真白優樹
10
山奥で修行の日々を送る純粋無垢な少年が、外の世界に飛び出し始まる物語。―――その軌跡が、いずれ英雄譚へと変わる。超純粋、故に自らの思いに素直。そして願いを叶える為の力は十分に持ってる。そんな少年、アルベルタの旅路を描くこの物語は、某ラスダン前のように王道なファンタジーの風の匂いを漂わせながらも、どこか本当の英雄譚のような風も孕む、王道を下地にした温かく熱い物語になっている。一歩を踏み出し、世界に姿を現したアルベルタ少年のこれからの旅路は、どんな冒険とバトルに彩られていくのだろうか。 次巻も楽しみである。2017/06/08
尚侍
6
物語的には面白かったのですが、設定年齢を考えれば仕方ないとは言え語りの口調がどうにも受け入れられなかったのと、「伸びしろ」の部分で今後の主人公像がある程度想像できてしまったこともあり、末永く先を読みたいという気持ちに残念ながらなれませんでした。主人公の強さの見せ方はうまかったと思うのですが、初巻で色々と出てきてしまったことでサプライズ感が薄れてしまったというか、ここから成長してもインパクト的に物足りなくなるように感じましたが、俺tueeeeとしては面白いので、こういう展開が好きな方なら楽しめると思います。2017/06/03
コウ
4
主人公無双の個人的に好きなジャンル。人里離れた山奥で暮らしてた主人公が冒険者になるために街へ行くわけですが、知らない間に規格外の強さになっていたというよくある設定。主人公は自分は弱い方だと思っている勘違い系の俺tueeeですね。2017/06/26
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