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出版社内容情報
発売即重版と好スタート。七人の先祖たちは徐々にライエルを認めていくのだが、多くの問題が次々に降りかかる。
内容説明
冒険者となったライエルは、元貴族の少年だ。ウォルト家の家宝である“青い宝玉”には、歴代当主たちの記憶が蘇り、ライエルに自分たちの“アーツ”を教え、助言をくれる。一方で、七人の歴代当主たちは、騒ぎ、怒鳴り、罵倒を繰り返す。ライエルにとって宝玉は、まるで呪いの道具であるかのようだった。そんな厳しい歴代当主たちだったが、盗賊団一行を捕縛した事でライエルを徐々に認め始める。特に領主貴族ウォルト家の祖―バジル・ウォルトは、ライエルに対して歩み寄りの姿勢を見せていた。やがてバジルとライエルは、互いに理解を深めていくのだが…。
著者等紹介
三嶋与夢[ミシマヨム]
著書に『ドラグーン~竜騎士への道~』『脇役勇者は光り輝け』(ともに、わい名義)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
40
web版既読。ご先祖様が師匠になって鍛えてくれる物語の2冊目。初代バジル・ウォルトから色々教えてもらう話。初っ端からweb版と違う展開だったのでかなり楽しませてもらいました。初代を始めとしたご先祖様たちの愛あるディスりと指導のもと、ライエルが成長していく過程はやっぱり良いですね。新ヒロインも中々良かったし、今後が更に楽しみになりました。そして何よりも我らが"らいえるサン"の無双っぷりが最高です。これですら"らいえるサン"としては序の口やもんな(笑) 無事完結まで続けて欲しいし、次巻も期待してます。2016/05/01
よっち
29
ソフィア、アリアを仲間に加えたライエルが、彼女たちとパーティーを結成することやや逡巡する状況で、ややこしい領主館の問題に派遣される第二弾。ライエルも傍から見たら女たらし状態にしか見えないから第一印象が良くないなあという感じでしたけど、向かった先の領主がいいように部下に振り回されているモヤモヤする展開で、そんな中でご先祖様たちに助けられながらも窮地にビシっとした行動を見せるライエルはわりと評価上げましたね(ちょっと勘違いしてやり過ぎてたけどw)。何かありそうなノウェムがちょっと気になりますが、次巻にも期待。2016/05/02
こも 旧柏バカ一代
28
技を全て教えたから初代が消えちゃった・・・ 消える前に、成長による全能感から来る超ハイテンションな状態「らいえるサン(別名:黒歴史w)爆誕!」を見れたから良いかな?w 当初は元婚約者と2人きっりだったが、父親が盗賊に協力した罪で連座になった槍使い。書類上、罰で娼館に売られて、そこから身請けした事にして同行決定。 家長が盗賊に襲われた際に殺されて、その責任で取り潰された家の戦斧使いも、仇を打ってくれ、家宝の戦斧を無償で返してくれた御礼にと同行して、メンバーは4人に増える。 ちなみに全て女性w 2019/12/20
こも 旧柏バカ一代
19
小領主を反面教師に領主の事を勉強しながら進化したオークを討伐。初代が消えた後で判る、初代が想ってた人の真実。そして、文学的の告白を素でするライエル君はやっぱりタラシだね。でも、らいえるサンには劣るww最初のらいえるさん降臨は大人しいな。。。2020/11/01
アウル
17
web版とはいきなり展開が違っており、違った楽しみ方があった巻だったな。領主間の問題に巻き込まれるライエル達、領主はいい人なんだけども上にたつ人としては向いて無く、周りの支える人達も駄目という最悪の展開で読んでてイラッときた。それをライエルが歴代の当主達の助言、ディスりなど受けながら成長し解決する話。さてさて早速登場した『らいえるサン』普段と違いテンションの高さに吹いてしまう。登場するたびにとんでもない事になっていくが乞うご期待ということで。2016/04/29