出版社内容情報
「RAIL WARS!」の豊田巧が贈る、現代版鉄道エンタメミステリー登場!! 東京駅からケッタイな事件が走り出す!!
豊田巧[トヨダタクミ]
著・文・その他
内容説明
17歳の結崎望はある日、東京駅構内で便利屋店長の筒井恭平と知り合う。筒井は“ヤバい荷物”が入った謎のトランクを前に、犯罪の濡れ衣を着せられて頭を抱えていた。2人は疑いを晴らそうと、筒井の友人で天才的頭脳を持つ鉄道ファン・九条達也に助けを求める。ところがこの男、実にケッタイ極まる性格で…!?読みだしたら止まらない!鉄道エンタメ・ミステリーの傑作。
著者等紹介
豊田巧[トヨダタクミ]
1967年、大阪府生まれ、奈良県育ち。元ゲーム会社の宣伝プロデューサーとして、多くの鉄道ゲームを担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
36
半分読んだ段階で、まだ事件は始まったばかり。残り1/4になっても、まだまだ展開中の雰囲気。果たして決着がつくのか心配になったが、急転直下の解決。しかも十分に納得のいくラスト。あるいは誘拐がテーマなので、こうなったのか。読み終わればオーソドックスな本格作品。漫才的な軽さもおもしろかったです。イケメンな関西弁名探偵に拍手! 続編・シリーズ化してほしい。2017/05/23
マカ
10
サクサク読める。犯人も望の隠し事も予想通りだった。筒井のキャラが若干キツイ気もするが、そこは九条のキャラがカバーしたかな。望も間違えられることが多いからと言って、隠すことないと思うんだけど。全体的には物足りない。くだらない自己中な理由のために巻き込まれたなんの関係もない女の子が可哀想だ。2015/10/06
シアン
9
いわゆる鉄道ミステリとは違うし、犯人も割とあっさり分かる。細かいところは気になるけれど、文章は読みやすいし、キャラも面白い。あくまで過程を楽しむ作品。シリーズ化しそう。2016/02/08
ビスコ
6
再読。シリーズ化希望って意見も目に付くのに、未だに続編の気配が無い(どころか、レーベルがストップしてる?)。 鉄道を利用した逃亡モノミステリー。 全体的にコミカルさが目立った。2017/10/11
ビスコ
6
豊田さんとしてはテツ分薄め。 「とんでもない荷物」を受け取ってしまった筒井と、それに巻き込まれた結崎(主人公)、そして参謀にしてイケメンテツ(?)九条の三人の逃走劇&ミステリ。とんでもない荷物を送りつけてきたのは誰なのか、真犯人を探しながら警察から逃げる、というストーリーはありきたりとも言えるが、鉄道知識を武器に逃げるという部分が目新しさを出している。 この終わり方は、続編があると思っていいのかな?2015/06/02
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