出版社内容情報
親は子どもに質問し、その言葉をメモにしていきます。これを編集していくことでゲーム感覚で楽しく作文の基本が身につきます。
内容説明
算数も理科もこれ次第。有名校がラクにねらえる『知力のベース』が自然に身につく。
目次
第1章 こんなにも大事な「作文力」―でも、それは学校では身につかない
第2章 必ず身につく文章術―まず親が、この方法で書いてみよう
第3章 初めての作文―小学校2年生の遠足作文に見る、書く「動機」
第4章 長めの作文もラクラク―夏休みの作文から学ぶ、魅力的な「題材」
第5章 編集作業のびっくり効果―一度書き上がった文章を、切り貼りする
第6章 読書感想文の書き方―対処法さえ知っていれば、まったく悩まずにすむ
第7章 必ず書かされる、必ず書ける、自己紹介や学校の課題―興味のあることや好きな人については、書きやすい
著者等紹介
松永暢史[マツナガノブフミ]
1957年、東京生まれ。慶應義塾大学文学部哲学科卒。ブイネット教育相談事務所主宰。教育環境設定コンサルタント、能力開発インストラクターとして活動。最近は教育委員会など地方自治体などからの講演依頼も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佳音
72
ブレーンストーミングのネタに借りました。まず作文にするときに悩むのが「なに書こう?」というところだと思う。その着想に困るわけでそれを考えていく上で「3行メモ」は私見だがアリだと思う。でも、それを作文する方法は、ママ家庭教師よりもプロ(教師)に任せたほうがいいのでは・・・?と考える。「面白く文書化」がいまいちわからなかった。「面白く文書化する」とあるが、学校や入試のテーマが面白く文書化できるとは限らない。序本結は、しっかり学習したほうがいいと考えるがどうだろうか。2016/06/09
boo
9
作文は書くのも書かせるのも大変という意識が私にもあるのに、この本の先生にかかるととても生き生きとした文章が書かれていてすごいなぁと思う。やっぱり一対一の対話の中で作文はできるんだなぁ。同じ体験をしても一人一人が違う思いをもっているから、どうしても全体で統一した書かせ方をしてしまうことがあるけど、もっと自由に書いた方が子どもたちも面白いだろうなぁ。せめて我が子だけは楽しんで作文が書ける子になるようにたくさん褒めて対話メモを作っていきたい。2021/06/27
アニリン塩酸塩
5
文章を書くときは、関連する言葉(5w1h、前後逆別等)書き出して、それを眺めながら構成を考える。この本自体は内容が薄いが、方法論は良い。自分を振り返ると、脳内でも実際にもそのように書いている。この本にはないが、構成から配置する方法もあると思う。起承転結より三幕構成が使いやすいだろう。あと学校で読書感想文を書かせるのは書くことに対する苦手意識を植え付けるだけ、というのは本当にそう思う。読書感想文は構成から書いたほうが良い。2015/09/08
のり
5
子どもの夏休みの宿題の参考に。初めての作文は時系列が無難。絵でも描くように頭に浮かぶことを片っ端からメモ。体験したことを聞いて材料集め。文章力があれば、多くの学習が楽にこなせる。文章力は人の知的能力を測るバロメーター。周囲に興味をひくものがふんだんにある環境と、自分の気持ちを表現する習慣が大切。感性が育まれなければ創造性も現象しない。子どもにいろいろと聞きながら材料をそろえ、自分で書いてみたら枚数オーバーするほどスイスイ書けました。本文を読まずに読書感想文を書く技は子どものうちに知りたかったです。2015/08/04
のり
3
子どもの作文の宿題の参考に再読。2016/08/08
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