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出版社内容情報
「小説家になろう」大人気のグルメファンタジー。料理を食べるお客さんの美味しそうな描写に「思わずお腹が空く」
内容説明
オフィス街に程近い商店街の一角、犬の看板が目印の雑居ビルの地下1階にその店はある。猫の絵が描かれた扉の食堂「洋食のねこや」。洋食屋といいながら、洋食以外のメニューも豊富なことが特徴といえば特徴のごく普通の食堂だ。しかし、「ある世界」の人たちにとっては、特別でオンリーワンな一軒に変わる。「ねこや」には一つの秘密がある。毎週土曜日の店休日、「ねこや」は“特別な客”で溢れ返るのだ。「土曜日の客たち」=「ある世界の人たち」にとっては見たことも聞いたこともない料理ばかり。特別な絶品料理を出す「ねこや」は、「ある世界」の人たちからこう呼ばれている―「異世界食堂」。そして今週もまた、チリンチリンと鈴の音が響く。
著者等紹介
犬塚惇平[イヌズカジュンペイ]
『異世界食堂』にて待望のデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へくとぱすかる
149
アニメとコミック2種類のあとに、ようやく原作を読む。変わったお客さんも、無迷惑なら商売も楽しいかもしれない。料理をほめてくれるのだから一層のこと。すでに何度か鑑賞したエピソードで、異世界のお客さん各々の個性が、すっかりおなじみの存在としてイメージが浮かぶ。原作を読んでよかったと思う。活字で食べる料理は胃にやさしいのがいい。さて、アレッタの登場はかなり遅れるとの予備知識はあったが、ここまでずれこむとは。しかし1巻全体からみて、このタイミングでの登場は実に適切だと思うし、ラスト2話の構成もなかなかのひねり方。2024/04/14
紫綺
139
日本人にとっては、ごくありふれた定番メニュー…の筈が、異世界からの客たちにとってはこの世のものとは思えない、極上のご馳走となる。その料理表現はいかにも絶品!!よく知っているメニューなだけに、無性に食べたくなるのは必至である。2017/07/20
ううち
122
食べ物系のお話が好きなのでストライクすぎる。料理を口にした人たちの反応がとても素敵で、馴染みある食べ物ばかりなので想像しやすいのも良いです。次々と出てくるキャラクターが他の話にちょこっと登場したり、異世界の野菜の呼び名が少々変わっているのも楽しい。おかわり希望。2015/10/28
よっち
121
商店街の一角にある食堂「洋食のねこや」。一見普通の食堂「ねこや」が毎週土曜日の定休日、異世界と繋がって異世界の住人が訪れ、その料理に舌鼓を打ったり、エピソードが語られていく物語。様々な事情を抱えた人々・亜人・ドラゴンや吸血鬼までが、メンチカツ・エビフライ、さらに豆腐ステーキ・お好み焼き・パフェといった洋食でなさそうなものまで、一度訪れるとメニューの味が忘れられずに常連となっていく姿が綴られていますが、読んでいるとその描写にとにかくお腹が空いてきます(苦笑)そんな強烈に胃袋を刺激する物語、続編に期待ですね。2015/06/03
オセロ
117
kindle unlimitedにて。週に一度、異世界からやってくる様々な人達に料理を振る舞う洋食屋さんの物語。店主の粋な心遣いは簡単にできるものではないですし、肝心の料理もメンチカツやエビフライといった想像しやすいものばかりで食べたくなりますね。それにしてもお客さん食レポ上手すぎです(笑)2022/11/01
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