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出版社内容情報
大人気異世界ゲームファンタジー。勘違い転生者の主人公がついに「ここはゲームではなく異世界だ」と知ってしまう。
内容説明
イストピアがゲームではなく異世界だと気づいたケイオスは、仲間たちを見捨てることができず、イストピアへ再び足を踏み入れた。そして吸血鬼の陰謀を暴いて人間同士の戦争を回避させ、コミューン連合国の危機を救ったケイオスは英雄として一躍有名になってしまう。ケイオスは戸惑いを覚えていた。しかし有名になった彼を周囲は放っておかない。ヴァイクセル帝国の皇帝が、コミューンの貴族が彼を利用しようと動き出す。ロズリーヌは、ケイオスがこれ以上功績を立てることは危険だと判断し、彼を自分の元から一時的に遠ざけた。ケイオスは身を隠すが、その集落近くに突如として正体不明の巨大なドラゴンが飛来する―。
著者等紹介
浮世草子［ウキセクサコ］
『最新のゲームは凄すぎだろ』にてデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
30
吸血鬼たちの侵攻を何とか食い止める事が出来たケイオス、ゲームではないからと殺すことに抵抗を覚えていた彼の意志が変わり始める…な話。今回は次巻以降の為の繋ぎの回といった感じでそこまで盛り上がる要素は無し。異世界の情報が徐々に明かされたり、ケイオスの覚悟も固まったりと見どころはちゃんとありましたけどね。思ったよりも恋愛の方が盛り上がらなかったのは残念でしたが、そこら辺は次巻以降に期待しておくべきなのかな。異世界にいきすぎてテストがヤバいという状態になってしまったけど、次巻どうなるのか楽しみですね。2015/07/31
アウル
15
少年は偽りの英雄から本物の英雄へと変貌を遂げる。吸血鬼達による侵攻も一応は収束しコミューンに復興の兆しが見え始める。一介の学生が皇帝相手に政治の才能で敵うはずないのは当然だわな。異世界と知りモンスターでさえも倒すのに躊躇してしまうのはいいんだけども、吹っ切るのが少々あっさりしていたのが残念かな。異世界の秘密が徐々に判明してきてますます面白くなってきた。異世界の方を重視してきたがために現実（テスト）がやばい事になってしまったが次巻どうなってしまうのか楽しみ。アレクシア様に対する恋心が芽生え始めたかな？2015/07/31
Koning
14
6巻にまとめて（w2017/11/20
sion
11
表紙のコーネリアいい。エルフの里とゴーレムの話。勢いとしては失速してるかな。今回はドラゴンのおかげでケイオスのアバターと転職の謎にちょいと食い込んでる。2015/08/11
nawade
10
★★★☆☆ ついにWeb版を追い越してしまった。コミューンを襲った危機を救う力があっても、所詮は学生、政治の場では軽く皇帝にあしらわれるケイオス。前巻でこの世界がゲームの中ではないことを知り衝撃を受け、それを引きずる展開が続く、所謂溜めの回であったが、最後にようやくフッ切れたようなので、次巻以降は仲間たちと協力し、魔物に立ち向かう熱い展開が期待できそう。しかし、期待していた女の戦いが不完全燃焼だったのは、ちょっと肩透かし。、2015/07/28
