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出版社内容情報
中世の東洋を舞台に「毒味役」の少女が大活躍する人気シリーズ第3弾。後宮で起きた死亡事件から見えてくる新たな真実。
内容説明
玉葉妃の妊娠により、再び後宮に戻ってきた猫猫。皇帝の寵妃ということもあって、それは秘密厳守。しかし、女たちの腹の探り合いは日常茶飯事で、後宮内だけでなく外部からも怪しげな動きが見え隠れする。後宮外では壬氏たちが隣国の特使の要求に頭を悩ませていた。特使たちは、数十年前にいたという妓女、それが見たいと無理難題を言ってきたのである。花街の事情に詳しい猫猫に相談を持ちかけてくるが、それは意外な人物だった。猫猫はその美女にかわる絶世の美人を用意することとなる。また、猫猫は避暑地へ行く壬氏に同行することに。そこで待っていたのは―!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
263
宦官なのにアレがある!え?カエルなの?そんな人を外交のためとは言え、女装させて蛾まみれにしたとか・・女官なのに凄い事するよw猫猫も毛毛という名前の猫の世話役にさせられて気の毒にw2019/07/26
はにこ
179
壬氏の正体が明らかに。今まで壬氏が命を狙われていたのも納得。猫猫を大層気に入っているけど身分の差がねぇ。。猫猫は厄介事に巻き込まれたくないって思っているけど、これからどんどん巻き込まれそうだねぇ。。そして終盤の「そこそこの蛙」に全て持っていかれたのは言うまでもない。。2021/06/12
まるほ
96
シリーズ3作目。玉葉妃の懐妊により、玉葉妃付きの女官として再度後宮に戻ることになった猫猫。女の世界である後宮では、ドロドロした感情がもつれ合い様々な陰謀・トラブル・事件が発生する。▼薬・毒好きの猫猫のほか、虫好きの子翠が登場。物語に登場するキャラクターがとにかく数多いので、それぞれ特徴があり魅力的なものの頭の中で整理しきれず、混乱してしまう場面も…。▼本巻では、壬氏の素性が徐々に明らかとなりつつある。「そこそこの蛙」をもつ宦官(笑)。壬氏と猫猫とのやりとりも、相変わらず噛み合わないのもご愛敬。2021/11/24
だりあん
95
先帝幼女趣味、現帝おっぱい星人、壬氏さまドM(猫猫限定?)…。牛黄>越えられない壁>壬氏さま、なのね…(;_ _)>そして、蛙…そこそこの蛙www2018/07/02
ひぃす
89
Web版未読。中華風世界を舞台にしたラノベ。2巻はまるごと長編みたいな印象でしたが、今巻は短編と中編が入り混じっているような感じで、状況に応じて使い分けていく感じかな。壬氏の正体については、前巻で示唆された通り、特にそっからのどんでん返しとかはなかったですね。猫猫は必死に耳をふさいでいるけど、どんどんと外堀が埋められていっている印象。完全にやんごとなき方々の中に取り込まれてしまいそうな立場に…。猫猫がその荒波にどう対抗していくのか、興味は尽きないところです。2023/04/02
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